現代文化学科、横枕 優輝さんに聞く、10の質問

現代文化学科 横枕 優輝

2019/05/01

在学生

Q.1 立教大学社会学部社会学科を選んだ理由を教えてください。

いろいろな学部があるなかで、経済や法学部だったら何を学ぶかが明確ですが、社会学というのがどのような学問なのかわからなくて。気になって調べてみたら、面白いと思えることを自分で見つけていける学問だということがわかってきて、興味がいろいろなところに向かう自分の性格に合っていると思い選びました。

Q.2 現代文化学科の科目の中で一番面白かった授業は何ですか?

木村自先生の「文化人類学」という授業です。アジアやアフリカなどのさまざまな国の文化や習慣などを、映像などを交えて教えてもらうことで、自分が日本という国のなかで培ってきた価値観が、決して世界のスタンダードや常識ではないとうことに気付かされました。日本にいると、貨幣の価値って絶対的なものに思えますけど、装飾品がその変わりを果たしている国もあると知ったのは衝撃的でした。

Q.3 所属しているゼミの内容と選んだ理由について教えてください。

「文化人類学」の授業が非常に面白かったので、ゼミも木村先生のところを選びました。現在はフィールドワークを中心に活動しています。夏には、フィールドワークを兼ねたゼミ合宿を沖縄で行い、いくつかのグループにわかれて、それぞれで決めたテーマに合わせた聞き取り調査を実施しました。私のグループはハンセン病について調べるために、実際に病気を患っている人に話を聞きにいったりしたのですが、沖縄の人の病気に対する考え方に触れることで、それに対して、東京で暮らす自分は、どのような考えや価値観を持っているのだろうと見つめ直す機会になりました。

Q.4 卒業論文(研究)はどのようなテーマに取り組む予定ですか?

サードプレイスのビジネス化について調べてみようかなと思っています。自宅と職場の間に位置するサードプレイスというものが、少しずつ日本でも増えてきていますが、ヨーロッパに比べるとまだまだ少ない。けれど、ストレス社会と言われる日本ほど、本当はそういった空間が必要だと思うんですよね。だから、どうしたらサードプレイスをビジネスとして成立させられて、その文化を日本に定着させることができるのかということを考察してみたいんです。

Q.5 社会学の魅力は何ですか?学ぶ中で社会学についてわかってきたことを教えてください。

社会は常に動いていて、さまざまな出来事が起こりますけど、それに対する解釈に明確な答えってないと思うんです。でも、その答えのないものに対して、みんなが異なる意見を持っていて、その一人ひとりの思考というものを掘り下げていけるというのが、社会学の魅力ではないでしょうか。自分自身のことで言えば、社会学を学ぶようになってから、より人の意見やニュースに耳を傾けるようになった。「気がつく」ということに対して、昔よりもずっと敏感になったと感じています。

Q.6 あなたにとって大学とはどんな場所ですか?

自分で考えて、自分で行動したぶんだけ、楽しさが得られる場所ですかね。何をがんばるのかは、人それぞれ。勉強でもいいですし、サークルでも、アルバイトでもいい。高校生までの生活とは違い、完全に自由だからこそ、逆に、何か行動を起こさなければ、何も得ることはできない場所だとも言えます。

Q.7 今までの学生生活で一番の思い出は何ですか?

テニスサークルの代表を務めていたので、そこでの活動が一番思い出深いですね。特に印象的なエピソードがあるというわけではなく、新人歓迎会の準備やバーベキュー大会、サークル対抗のテニス大会など、ひとつ一つの活動のすべてが、楽しい思い出として残っています。

Q.8 今まで最も影響を受けたものは何ですか?

自分は子どもの頃からずっと野球をやっていたのですが、高校生の時に指導していただいた野球部の監督が、私に最も大きな影響を与えてくれた人だと思います。「努力は必ず身になる」とは、多くの人が口にする言葉ですが、それを体験として実感させてくれたのが監督でした。ひとつ一つ目標を立てて、それを乗り越えていくことで、いつかは目指していた場所に辿り着ける。そんな経験をさせていただいたことは、この先の就職活動などにも生きてくると思っています。

Q.9 将来の夢は何ですか?

まだ漠然とですが、多くの人に影響を与えられる仕事がしたいと思っています。そろそろ就職活動が始まるのですが、どのような業種であっても、なるべくたくさんの人と出会える企業に進みたいです。

Q.10 最後に高校生へのメッセージをお願いします。

今、進路のことなどで悩んでいる人も多いと思いますが、自分が悩んで、考えて、その結果行動したことは、必ず経験として自分に返ってくるものです。だから、悩むということをマイナスに捉えずに、とことん悩んでみてください。

(2020年度版学部案内より転載)

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