2019/07/09 (TUE)

Kim, Hyojoung教授による第2回社会学部BrownBag セミナー開催

OBJECTIVE.

Kim, Hyojoung教授による第2回社会学部BrownBag セミナー開催

2019/07/4(Thursday) 12:30
Kim, Hyojoung教授による第2回社会学部BrownBag セミナー開催
“To Die for: Self-Immolation as Micromobilization in South Korea”
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■開催報告
 第2回となるBrownbagセミナーが7月4日(木)ロサンゼルスにあるCalifornia State Uniersityの社会学部教授である、Hyojoung Kim教授のお昼休みにグローバルラウンジに行われました。
 今回もお昼にピッタリなコーヒーを片手にゆったりとした雰囲気のなかセミナーを開催しました。参加した多くの学生、社会学部、国際社会に興味、関心をもつ教授の方々や職員のかたが30名ほどマキムホールにある、グローバルラウンジに集い、Kim教授の講演に真剣に耳を傾けました。
■今回のBrownbag seminar(ブラウンバックセミナーの概要
今回のブラウンバックセミナーでは、韓国社会における「焼身自殺」とそれらを取り巻く社会環境の変化について考える比較的難しいテーマについて学び、考えました。仏教における「焼身自殺」を中心にセミナーはスタートし、1970年代における民主化運動や労働運動の展開とともに、「焼身自殺」で抗議のメッセージを伝えようとしている動きがなぜ増えていたのか、そして彼らの残した「遺書」を分析し、彼らが伝えようとしたメッセージは何だったのか、すなわり「何のために」、彼らは、「焼身自殺」という極端な選択をしたのかについて議論は進みました。セミナーからは、どういうきっかけや社会環境が原因となって抗議行動等を起こすコミュニティーが出来ていくのかについても理解することが出来ました。加えて直近で起きた香港における焼身自殺等のお話も加わり興味関心を持つ方も多く、話題性が高い時事に関連することができとても興味深い濃い時間をお昼の間に過ごせました。
■参加した学生の声
Aさん
今まで考えたことがないお題であったため、とても難しく考えさせられましたが、このような機会を大切にしていきたいです。
Bさん
日本ではあまり馴染みのない「焼身自殺」について興味を持ち、人々がなぜその選択をするのか自殺の方法と個人の間に関連性があるのかについて調べてみたいです。
■セミナー開催について
 今週の木曜(2019年 7月11日)にも開催予定があり、社会学部客員研究員である、Choi, Young Jae教授による、日韓におけるニュースの政治学、「日韓のフレーミング」についてのセミナーを開催します。国際的な社会学、そしてメディアに関心のある生徒には、学びを深めるにあたって良い機会になるでしょう。

(社会学部現代文化学科国際社会コース2年 原田桃子)

■問い合わせ
立教大学:社会学部国際化推進委員会  Email:seongbin@rikkyo.ac.jp

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