2019/07/18 (THU)

Choi,Youngjae教授による第3回社会学部BrownBag セミナー開催

OBJECTIVE.

Choi,Youngjae教授による第3回社会学部BrownBag セミナー開催

開催報告
第三回となるブラウンバックセミナーが7月11日木曜日に開催されました。
今回のブラウンバックセミナーでは、韓国のHallam University の教授である、
Choi,Youngjae を講師としてお招きしました。今回のブラウンバックバックセミナー
もグローバルラウンジにて開催され、コーヒーを片手に講師をお話を真剣に聞く、社
会学部生の姿が見られました。また、社会学部生だけでなく、他学部の学生や、大学
院生、教授の方々、職員も今回参加していて、多様な参加者のいる学びの機会となり
ました。
今回のブラウンバックセミナーの概要
今回のブラウンバックセミナーでは、現代のメディアで語られる韓国と日本の関係性
についてのお話がありました。その関係性における愛国主義的な観点によって両国が
衝突する現状などをお話しされました。メディアにおける報道は間違った情報や偏っ
た視点も含まれるため、ニュースを受け取る側の批判的な解釈が必要とされるという
主張をされました。
要点として、民主主義社会におけるメディアの役割は客観的な記述と権力の監視の二
つが挙げられる。客観的な記述とは、偏見を除いて、メディアの受け取る側に客観的
な記事やニュースを伝えるニュースメディアのことである。権力の監視とは、政府、
企業、そして権力のある個人の公に対する責任を保持させるためのニュースメディア
である。
そのような、役割をニュースメディアが果たすことで、日韓の関係が改善されるかも
しれない。
学生の声 1
国際社会コースの授業の一環で、民主主義な場としてのインターネットの可能性を授
業で議論した。そのトピックと関連がある話を今回聞けました。私自身、ニュースは
インターネットやテレビなどのメディアを通して知るので、普段は批判的な意識を持
って見てなかったが、今回の講義を通して、ネット上のニュースに完全に頼り切るの
ではなくて、批判的な意識を持ってニュースを見ることが大切だと思った。
学生の声 2
より良い報道環境を作るためには自国の主張ばかりをするのではなく相手側の国の主
張にも耳を傾けることが必要だと私は今回のプレゼンテーションを聞いて思いまし
た。1つの事実においてもそれぞれ見解がそれぞれ異なることは存在しますが、事実
が食い違うことは決してないのでしっかりそれぞれの国の報道機関がそれらを報道し
ていくことが必要であり、主観の立場で物事を報道するのではなくて、客観的に報道
していくことが必要であるとも思いました。日本も韓国も歴史的にも様々なことが起
こったり、今でも日韓の関係は決していい関係とは言えません。しかしそれでもお互
いがこのままいがみ合ったままでは決してよくはないし、それを解決するのためには
報道機関は重要な役割を担うと思いました。


社会学部社会学科国際コース
尾島 弘哉、岡田彩花、槙島純佳

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