2021/07/02 (FRI)

ランチタイム連続講演会 異文化体験を語る(7月)

OBJECTIVE.

今年度の社会学部の新企画、「【異文化を語る】連続講演会」の7月開催分のお知らせです。
5・6月と同様、ランチタイムに開催します。
社会学部の教員を講師としてお招きし、様々な観点から異文体験についてみなさんに紹介していただきます。

ランチタイムのカジュアルなお話会なので、ぜひ気軽に参加してください!
多くの回は日本語での講演です。

7月の講師と概要を案内します。
5日(月)12:35~13:15 林怡蕿 社会学部メディア社会学科教授
12日(月)12:35~13:15 水上徹男 社会学部現代文化学科教授

講師の紹介

林怡蕿 教授 Professor I-Hsuan Lin
【トピック】
異文化の交差点—台湾、アメリカ、日本で生きてきた体験

【概要】
19歳でアメリカへのひとり旅をきっかけに、初めて欧米の世界に足を踏み入れました。アジアとは異なる空気の匂いや人々の身体的距離感などを日々肌で感じながら、現地の日常生活の中で様々なネゴシエーションを通してWho am I? を絶えず考えていました。やがてこうした経験は、自分が生まれ育った島国・台湾内部に存在する異文化・多文化への目覚めのきっかけとなりました。「外なるもの」、「内なるもの」の多文化体験を中心にお話ししたいと思います。

【講師略歴】
立教大学社会学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科修士・博士課程、国立台湾大学新聞研究所修士課程。博士。専門はオルタナティブ・メディア、エスニック・メディア、ジャーナリズム研究。
水上徹男 教授 Professor Tetsuo Mizukami
【トピック】
多文化コミュニティの寛容さと危うさ
(Multicultural communities and the tolerance of ‘weird mobs’)

【概要】
オーストラリアにおいてアジアからの移民の流入が大きな論争になった時代(1988年と1996年)、また教育改革(1988年と1996年)が実施された大学激動の時代に、留学生として体験したこと、その後に当時のニュースで何度も見たオーストラリア首相ボブ・ホーク氏、多文化主義政策作成のキーパーソンであるアンドリュー・マルカス博士と、立教大学で会えたことなどをお話しします。
I would like to talk about what I experienced as an international student. This was during a time when the influx of immigrants from Asia became a big controversy in Australia (1988 and 1996). This was also a turbulent time for universities because large-scale educational reforms were being engineered particularly in 1989 and 1996. After returning to Japan, I was fortunate to have a fantastic encounter, at Rikkyo University, with ex-Australian Prime Minister Bob Hawke, whom I had seen many times in the television news, and Dr. Andrew Marcus, one of key academics involved in the ongoing refinement of Australia’s multiculturalism policy.

【講師略歴】
1981年 立教大学社会学部社会学科卒業。1990年Griffith University (Division of Asian and International Studies), Master of Philosophy (文化人類学専攻) 修了(学位取得1992年2月), 1998年Monash University(Department of Anthropology and Sociology), Doctor of Philosophy (社会学専攻) 修了(学位取得1999年12月)。2009年から2010年にかけて1年間、Honorary Senior Research Fellowとしてモナシュ大学に滞在研究。マイグレーション研究、グローバル社会論、都市社会学者。