2021/10/04 (MON)

ランチタイム連続講演会 異文化体験を語る(10月)

OBJECTIVE.

今年度の社会学部の新企画、「【異文化を語る】連続講演会」の10月開催分のお知らせです。
春学期と同様、ランチタイムに開催します。
社会学部の教員を講師としてお招きし、様々な観点から異文体験についてみなさんに紹介していただきます。

ランチタイムのカジュアルなお話会なので、ぜひ気軽に参加してください!
多くの回は日本語での講演です。

10月の講師と概要を案内します。
14日(木)12:35~13:15 木村自 社会学部現代文化学科准教授
22日(金)12:35~13:15 李旼珍 社会学部社会学科教授

講師の紹介

木村自 准教授 Associate Professor Mizuka Kimura
【トピック】
虫の目線で異文化に触れる——調査地で人の家に住み込むということ

【概要】
1990年代半ば、大学生のときにはじめて上海を訪れ、外国人が現地の人の家を訪れるのがまだ違法であった時代に、上海人の友人の両親が住むマンションで3週間過ごしました。現地に生きる人の生活のリズムに溶け込むのが心地よく、それ以降、長期調査、短期調査を含め、臆面もなく人の家に上がり込んで滞在し、そこに生きる人々の生活のリズムを感じることが多くなりました。鳥観図的に鳥の目線で異文化を見るのではなく、虫の目線で異文化を感じると言ってもよいかもしれません。とくに私が長期的に過ごした台湾、長期的に関わってきたミャンマーの経験をお話ししたいと思います。

【講師略歴】
立教大学社会学部准教授。大阪外国語大学中国語学科卒業。大阪大学人間科学研究科前期課程・後期課程修了。専門は文化人類学、中国・台湾エスニックマイノリティ研究、移民研究など。
李旼珍 教授 Professor Lee Minjin
【トピック】
韓国人留学生として経験した日本文化・社会体験から考える日本と韓国

【概要】
韓国人留学生として1991年に日本に来てから、今年でちょうど30年目になりました。留学生として初めて日本に来て、日本人と接し、日本の大学で勉強する中で、日本社会・文化・大学教育システム・日本人の意識と韓国社会・文化・大学教育システム・韓国人の意識との違いを体験しました。こうした体験を語ることから、日本と韓国の社会と文化を考え・理解するきっかけを提供させていただきます。

【講師略歴】
韓国梨花女子大学・延世大学大学院卒後、韓国女性開発院勤務。1991年東京大学大学院研究生として来日。1992年に東京大学人文社会系研究科修士課程入学、1998年博士号取得。1999年より新潟大学経済学部助教授、立教大学社会学部助教授を経て、現在立教大学社会部教授。

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