2021/11/08 (MON)

ランチタイム連続講演会 異文化体験を語る(11月)

OBJECTIVE.

今年度の社会学部の新企画、「【異文化を語る】連続講演会」の11月開催分のお知らせです。
春学期と同様、ランチタイムに開催します。
社会学部の教員を講師としてお招きし、様々な観点から異文体験についてみなさんに紹介していただきます。

ランチタイムのカジュアルなお話会なので、ぜひ気軽に参加してください!
多くの回は日本語での講演です。

11月の講師と概要を案内します。
15日(月)12:35~13:15 野呂芳明 社会学部社会学科教授
22日(月)12:35~13:15 西山志保 社会学部社会学科教授

講師の紹介

野呂芳明 教授 Professor Yoshiaki Noro
【トピック】
“Japanese... from where?”に始まる私の「異文化」体験たち

【概要】
「異文化」を自分が最初に強烈に感じたのは、大学院生の時に初めてカナダ・アメリカを1カ月間旅した時でした。北米大陸に着いた最初の都市・カナダ西部のバンクーバー。当時開催されていた万国博覧会会場内の食事スペースで安価な焼きそばを注文した時のことです。応対してくれた中国系のお兄さんに「Are you Chinese?」と聞かれ、「No, Japanese.」と答えたら、「Japanese... from where?」と続けて聞かれてびっくり。日本人なんだから日本でしょ、と思っていた自分の「当たり前」が崩壊した瞬間でした。この時から今に至るまであちこちの国や地域に出かけ、身近な親族を含め多くの人と出会い見聞したことについて、エッセー的に語りたいと思います。

【講師略歴】
東京大学大学院社会学研究科修了、社会学修士。専門は高齢者福祉論、社会階層研究、地域社会学等。近年は日本に在住し働いた経験をもつバングラデシュ人やフィリピン人に関する調査研究、建築後50年前後が経過し住人の高齢化が進む「団地」の社会生活や課題に関する調査研究等に取り組んでいる。
西山志保 教授 Professor Shiho Nishiyama
【トピック】
グローバル時代における「Diversity」を再考する

【概要】
初めて海外生活したのは、1歳の時、英国でした。それからグローバル化が急速に進展する中で、様々な国々を巡り、多様な文化に触れ、主にイギリス、アメリカでコミュニティの調査をしたり、研究生活を送ってきました。それは都市コミュニティの「Diversity(多様性)」に対する驚きの連続の日々でした。今回、私自身のコミュニティ調査を通して、自分の価値観が大きく変化した出来事、調査で体験したことなど、多くのエピソードを交えながらお話したいと思います。皆さんがグローバル化の中で生きる上で、改めて考えてほしい「Diversity」の可能性について問題提起したいと思います。

【講師略歴】
慶応義塾大学社会学研究科修了、博士(社会学)、日本学術振興会特別研究員、山梨大学循環システム工学科准教授、ハーバード大学US-JAPAN program visiting fellowを経て、現在、立教大学社会学部教授。2017年から1年間、フランスEHESSのvisiting fellowとして研究。