教員研究・教員
社会学科
イ ミンジン
李 旼珍
教授
社会学科

主な担当科目 労働社会学、比較社会論
研究テーマ フレキシブルな資本主義における新しい雇用形態やワークシステムのもとで、労働者は主体的に、自律的に働けるか、また働きすぎるのはなぜなのか、などについてアメリカ、日本、韓国を研究フィールドとし、研究している
主な業績
『賃金決定制度の韓日比較』(単著)梓出版社、2000年
『現代社会学における歴史と批判—グローバル化の社会学』(共著)東信堂、2003年
「職場における新しい労働統制——電子監視とパノプティコン・メタファー」(単著)、『応用社会学研究』48号、2006年
研究室 12号館 B317
連絡先 leemj@rikkyo.ac.jp
「世界に一つの存在になりなさい」だけではなく、「世界や社会の中の一員として成長・発展することが重要である」ことを気づかせる学問が社会学です。社会学とともに、社会の中で大きく成長してください。
オサ ユキエ
長 有紀枝
教授
社会学科

主な担当科目 人間の安全保障とNGO、紛争と和解・共生
研究テーマ 人間の安全保障、平和構築、国際人道法、ジェノサイド研究など。
主な業績
『スレブレニツァーあるジェノサイドをめぐる考察』(単著)東信堂、2009年
『地雷問題ハンドブック』(単著)自由国民社、1997年
『国際緊急人道支援』(共著)ナカニシヤ出版、2008年
『国家建設における民軍関係破綻国家再建の理論と実践をつなぐ』(共著)国際書院、2008年
研究室 マキムホール M518
連絡先 yukieosa@rikkyo.ac.jp
かけがえのない4年間、自分と関係のない世界の、関係のない人々の暮らしに対しても、わがことのように思いをはせる「想像力」と、「なぜ?どうして?」という「知的好奇心」を一緒に高めていきましょう。
カタカミ ヘイジロウ
片上 平二郎
准教授
社会学科

主な担当科目 社会学原論1 社会学理論
研究テーマ 理論という抽象的な道具を用いたからこそ見えてくる社会の姿について考えたいと思い、テオドール.W.アドルノの思想を主に理論社会学的な研究を行っています。その際に、アイデンティティとコミュニケーション、文化といった観点を大事にしたいと思っています。近年は、日本における社会学の歴史についても興味を持ち、研究をはじめています。
主な業績
『アドルノという「社会学者」』(単著)晃洋書房、2018年
『ポピュラーカルチャー論「講義」』(単著)晃洋書房、2017年
研究室 12号館 B334
連絡先 katakami@rikkyo.ac.jp
人間は誰しもが社会の中を生きており、だからこそ、時に社会と衝突をして、社会について考えざるを得ない局面を迎えることになるはずです。社会学は、そんなときに単なる知識であることを越えて、もっと生々しいかたちでみなさんの人生に関わってくるものとなるはずです。真面目に、でも、楽しく、社会学という独特の魅力をもった学問についてみなさんと考えていきたいと思っています。
クラモト ユキコ
倉本 由紀子
教授
社会学科

主な担当科目 国際関係論 開発・発展の社会学
研究テーマ 国際社会学、社会開発とジェンダー、グローバル・ガバナンス
主な業績
『現代社会の信頼感 : 国際比較研究(II)』第2章「グローバル・ガバナンスと『信頼感』」中央大学出版 2018
『開発リスクの政治経済的研究』第6章「開発リスクとジェンダー」文眞堂 2013
「ジェンダー不平等指数(GII)分析とジェンダー・エンパワーメント尺度(GEM)修正版作成の試み」『国際ジェンダー学会誌』(10)53–73
研究室(部屋番号) マキムホール M519
連絡先 y.kuramoto@rikkyo.ac.jp
「世界は狭い!」と感じたことはありますか?21年間の在米生活中も、まさかのタイミングと場所で、人と再会し「人と人のつながり」に驚嘆したことが何度もあります。今後の地球社会において、ビジネス活動や国際協働に必要な「信用」や「信頼」を醸成し、グローバル・ネットワークを広げる努力をすることは、学生さんたちにとって、将来かけがいない財産になると思います。多様なバックグラウンドをもつ人々との「縁」を大切にし、「グローバル市民」としての役割を自覚して、山積する地球規模の諸問題について一緒に考えることができたら嬉しいです。
セト ケンタロウ
瀬戸 健太郎
助教
社会学科

主な担当科目 専門演習1、社会調査法3、社会調査演習
研究テーマ 産業労働社会学。特に多様な「仕事の質」の決定構造に関する研究
主な業績
瀬戸健太郎, 2022a, 「女性労働市場の潜在構造に関する実証分析——非正規雇用内部のカテゴリの違いに着目して」『キャリアデザイン研究』18, 33-46.
瀬戸健太郎, 2022b, 「企業規模は仕事の質と賃金の配分をどのように規定するのか——二重労働市場からのアプローチ」『社会学評論』73(2),230-245.
研究室 12号館 3階B326
連絡先 k.seto@rikkyo.ac.jp
問いを立てる、検証方法を考える、必要な資料やデータを集めて検証する、そこから言えることを考えるという大学での学びはどこに行っても役立ちます。社会学はその中でも、適度に「常識」から距離をおいて考えるところに面白さがある学問だと思います。4年間、ぜひ頑張って大学で学んでください。
タカヤマ マコト
高山 真
助教
社会学科

主な担当科目 質的調査法、社会問題の社会学、専門演習1、社会調査法2
研究テーマ 物語と〈語りえないもの〉の関係に着目し、ライフストーリーを聞くという質的調査の方法から自己について考えています。これまでの研究では、長崎における被爆者とのライフストーリー・インタビューに携わってきました。これからは、他者との出会いにともない対話的に構成される〈わたし〉という現象について新たなフィールドワークを視野にいれて考えていきたいと思います。
主な業績
『アート・ライフ・社会学 エンパワーするアートベース・リサーチ』(共著)晃洋書房、2020年
『〈被爆者〉になる 変容する〈わたし〉のライフストーリー・インタビュー』(単著)せりか書房、2016年
『過去を忘れない 語り継ぐ経験の社会学』(共著)せりか書房、2008年
研究室 12号館 B326
連絡先 makoto.takayama@rikkyo.ac.jp
わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です。宮沢賢治の詩を読むことも社会学につながります。楽しく学びましょう。
ツルタ サチエ
鶴田 幸恵
教授
社会学科

主な担当科目 ジェンダーの社会学
研究テーマ ジェンダー・セクシュアリティの社会学、トランスジェンダー・スタディーズ
主な業績
2009,『性同一性障害のエスノグラフィー: 性現象の社会学』ハーベスト社
2017,「水と油を乳化する—性同一性障害とトランスジェンダーの対立を無効化する実践」『社会学年報』(東北社会学会)46号:pp. 17-30.
2022, "Creating Transgender Identity Maps in Japan: an EMCA Analysis of Interview Data," Chair in Transgender Studies at the University of Victoria, https://www.youtube.com/watch?v=ROXK-rO8lQM
研究室 12号館 B328
連絡先 trt-s@rikkyo.ac.jp
LGBTQ+について知識が広まってきていますが、大学においてLGBTQ+であることで窮屈な思いをしている人は少なくないようです。立教大学で、そのようなことがなくなるよう、一緒に取り組んでいきましょう。
ナカザワ ワタル
中澤 渉
教授
社会学科

主な担当科目 現代社会変動論、専門演習、教育社会学演習
研究テーマ 教育社会学、社会階層論、計量社会学
主な業績
中澤渉・野村晴夫編『学ぶ・教える(シリーズ人間科学4)』大阪大学出版会、2020年
中澤渉『日本の公教育-学力・コスト・民主主義』中央公論新社、2018年
中澤渉『なぜ日本の公教育費は少ないのか-教育の公的役割を問いなおす』勁草書房、2014年
研究室 12号館 B342
連絡先 wnakazawa@rikkyo.ac.jp
大学4年間は、長いようであっという間です。いろいろな人と出会い、たくさんの本を読み、様々な経験を積んでください。社会学を学ぶ上で、それらはすべて役に立つはずです。大学生活は自由ですが、自由であるということは、大学生活が有意義なものになるか否かも、かなりの程度学生本人の姿勢に依存するということを意味します。若い時に、失敗を恐れず、多くの挑戦をしてもらいたいと思います。
ニシヤマ シホ
西山 志保
教授 / 学科長
社会学科

主な担当科目 公共性の社会学、地域社会学
研究テーマ 専門は、都市社会学、まちづくり論、NPO/NGO/社会的企業研究。地域住民が主体となって行政や企業と協働しながら行う、まちづくりやコミュニティ再生の実態調査やコミュニティ・ガバナンスの国際比較研究を行っています。日本を初め、欧米の様々なコミュニティを訪れ、独自の社会制度、文化的背景の中で、人々がどのように‘まちづくり’を展開させているのかを研究しています。
主な業績
『改訂版ボランティア活動の論理』(単著)東信堂、2007年
「ガバナンスを導く協働(パートナーシップ)の可能性」(単著)『社会政策研究7』、2007年
『イギリスのガバナンス型まちづくり』(共著)学芸出版、2008年
『分断社会と都市ガバナンス』(共著)、日本経済評論社、2011年
研究室 12号館 B332
連絡先 snishiyama@rikkyo.ac.jp
コミュニティで発生している複雑な社会問題に目を向け、その背景にある「社会的真実」を見抜く目を養ってください。コミュニティとは、人と人がつながる「場」であり、新たな発見がたくさんある「可能性の場」です。
ノロ ヨシアキ
野呂 芳明
教授
社会学科

主な担当科目 現代社会と政策、社会学データ実習
研究テーマ 現代都市社会論、高齢者福祉研究、まちづくり研究
主な業績
『生きがいの社会学—高齢社会における幸福とは何か』(共著)弘文堂、2001年
『高齢期と社会的不平等』(共著)東京大学出版会、2001年
研究室 12号館 B313
連絡先 edwin@rikkyo.ac.jp
社会を学ぶためには、積極的に外に出て見聞を広めること、自分とはちがう他者と交流する経験が不可欠です。そのためにゼミだからこそ可能な機会をつくっていきますので、いい意味でそれを利用し、文献研究と合わせて自分の問題意識を深めてください。
ホンダ マサタカ
本多 真隆
准教授
社会学科

主な担当科目 家族社会学、専門演習、家族社会学演習
研究テーマ 家族社会学、歴史社会学、家族研究学説史
主な業績
本多真隆『家族情緒の歴史社会学:「家」と「近代家族」のはざまを読む』晃洋書房、2018年。
『基礎からわかる社会学研究法:具体例で学ぶ研究の進め方』ミネルヴァ書房、2023年(松木洋人、中西泰子との共編著)。
研究室 12号館 B314
連絡用メールアドレス masataka-honda@rikkyo.ac.jp
大学という場でこそ体験できることはたくさんあります。落ち着いた環境で学ぶということもそのひとつです。自己について考え、自己を超えた社会を知るなかで、みなさんが今後の人生でなにをなすべきかをぜひみつけてください。社会学はそのためのツールになるはずです。
マエダ ヒロキ
前田 泰樹
教授
社会学科

主な担当科目 保健・医療の社会学
研究テーマ エスノメソドロジーを中心とした質的研究の考え方のもとで、私たちの行為や経験を理解可能にしている「人びどの方法論」を探求しています。現在は、広いいみで医療にかかわるフィールドで、ケアの相互行為や協働実践のあり方や、病いの経験の語りについて、調査研究をしています。
主な業績
『心の文法——医療実践の社会学』(単著)新曜社、2008年
『社会学入門——社会とのかかわり方』(共著)有斐閣、2017年
『概念分析の社会学2——実践の社会的論理』(編著)ナカニシヤ出版、2016年
『概念分析の社会学——社会的経験と人間の科学』(編著)ナカニシヤ出版、2009年
『ワードマップ エスノメソドロジー——人びとの実践から学ぶ』(編著)新曜社、2007年
研究室 12号館 B321
連絡先 maedahrk@rikkyo.ac.jp
私たちは、日常において、自らや互いの行為や経験を理解しながら社会生活を営んでいます。こうした日常生活の一断片を、はっきりとした輪郭をもった社会的な問題としても理解できるようになることが、社会学の魅力の一つです。社会へのかかわり方(=方法)を身につけ、自らの問いを考えるための力にしてください。
ムラセ ヨウイチ
村瀬 洋一
教授
社会学科

主な担当科目 社会調査法、計量社会学、演習科目
研究テーマ 計量政治社会学、社会階層と社会意識、とくに人間関係保有や政治的影響力の不平等、震災後の生活と意識、環境問題、統計的社会調査法
主な業績
「震災後の不安感と被害金額の規程因:被害と社会階層に関する仙台仙北調査の計量分析」『選挙研究』Vol.29. 2013年.
"Cultural Constraints on Rising Income Inequality: A U.S.-Japan Comparison." Journal of Economic Inequality. Vol.10. 共著. 2012年.
「社会階層と政治関与 —社会的地位の効果は否定できるか」『日本の社会階層とそのメカニズム』白桃書房.共著. 2011年.
「流動化の中の不平等と社会階層研究」『高校生のための社会学』ハーベスト社.2009年.
「階級・階層をめぐる社会学」『よくわかる社会学』ミネルヴァ書房.2006年.
研究室 12号館 B315
連絡先 murase@rikkyo.ac.jp
平等と言われてきた日本社会も、格差社会論や中流崩壊が話題になるなど変化が起きています。真実は、科学的な調査法や分析法を使わなくては解明できません。大学での学問は正解を学ぶよりも、何が真実かを自分で考えることが大切です。社会現象の起こるメカニズムを一緒に考えましょう。
現代文化学科
イシイ カヨコ
石井 香世子
教授 / 学科長
現代文化学科

主な担当科目 国際社会学・エスニシティ論・専門演習など
研究テーマ 現代アジアのグローバリゼーション(移民・観光とエスニック・マイノリティ)
研究室 12号館 B311
連絡先 ishiik@rikkyo.ac.jp
国際観光の場でエスニック・イメージを売る山地民の人々について研究するうち、気づけば調査対象者がどんどん海外へ移住していたため、移民について研究するようになりました。現在のおもな興味関心は、子どもの移住・移動する子どもたちとエスニシティです。
◆現在の研究課題:
アジアの越境する子どもたち、トランスナショナル階層化
著書や論文:
Marriage Migration in Asia:Emerging Minorities at the Frontiers of Nation-States, Kyoto University Press/National University of Singapore Press 2016年.(編著)
The Impact of Ethnic Tourism on Hill Tribes in Thailand,” Annals of Tourism Research, vol.39 no.1 pp. 290–310. 2012年. (単著)
『異文化接触から見る市民意識とエスニシティの動態』慶應義塾大学出版会. 2007年.(単著)
オオクラ スエヒサ
大倉 季久
教授
現代文化学科

主な担当科目 環境政策論、専門演習など
研究テーマ 経済社会学、環境社会学、サステイナビリティ研究
主な業績
『森のサステイナブル・エコノミー:現代日本の森林問題と経済社会学』(晃洋書房、2017年).
「脱市場社会のサステイナビリティ」(『サステイナビリティ研究』9号、2019年).
「『個人化社会』と農業と環境の持続可能性のゆくえ:クオリティ・ターン以後」(『環境社会学研究』25号、2017年).
研究室 12号館 B336
連絡先 ohkuras@rikkyo.ac.jp
気候変動やエネルギー転換といった環境政策上の課題の解決は一見、社会学とは隔たりが感じられるテーマだと思いますが、実は社会学のなかでしばしば耳にする「つながり」や「ネットワーク」といった現象と深くかかわるテーマです。環境の危機というと、自分一人ではどうにもならない、とてつもなく大きい問題に聞こえるかもしれません。ですがそう考えてみると、原因や、解決のきっかけは案外身近なところにあるということも見えてくると思います。
オオサキ ヒロコ
大﨑 裕子
特任准教授
現代文化学科

主な担当科目 社会調査法1・3,社会調査演習
研究テーマ 社会的信頼論,計量社会意識論,不平等と分断
主な業績
大﨑裕子,「一般的信頼の形成に関する規範的制度アプローチ」『理論と方法』34(2):190 -205,2019.
Hiroko Osaki, “Does Trust Moderate the Effect of Relative Income on Happiness?” The Senshu Social Well-being, 5: 51-61, 2018.
大﨑裕子・坂野達郎,「一般的信頼のマルチレベル規定構造の変化—社会の工業化,ポスト工業化による価値変化の影響—」『理論と方法』31(1):20-38,2016.
研究室 12号館 B327
連絡用メールアドレス osakih@rikkyo.ac.jp
色々な授業に出て,それまで知らなかった世界にぜひ出会ってください.社会や人間に対する自身の関心にひとつでも多く気付き,「おもしろい」を追求していってほしいと思います.好きこそものの上手なれ.
オオタ マキコ
太田 麻希子
准教授
現代文化学科

主な担当科目 グローバル都市論、専門演習1、専門演習2、基礎演習など
研究テーマ フィリピン、マニラ首都圏の産業及び空間構造の変容下における女性の労働と居住、生活について、同地域のスラムでのフィールドワークや文献資料、統計調査に基づいて研究している。
主な業績
「重層する戦略の場としての住民組織─マニラ首都圏のスクオッター集落住民組織における女性の活動事例から」2009年、『アジア研究』55巻3号
「フィリピン・マニラ首都圏における「スラム」の動態的研究─複合する生産/再生産領域のジェンダー分析」2010年、博士学位論文(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科)
「マニラ首都圏のスラムにおける女性住民の生活実践─移動・就労・住民組織─」2011年、『女性学研究』18号
連絡先 ota_mk@rikkyo.ac.jp
大学時代の様々な人やものとの出会いを大切に、自分と他者、自分と世界との関係について思考する力を培ってください。
キムラ ミズカ
木村 自
准教授
現代文化学科

主な担当科目 文化人類学、国際社会学、専門演習ほか
専門分野 文化人類学、ディアスポラ論、地域研究(中国、台湾、東南アジア)
研究テーマ (1)中国・台湾におけるエスニック・マイノリティ研究 (2)中国系住民(華僑華人)のディアスポラ空間に関する研究 (3)台湾の視覚障害者文化に関する研究
主な業績
『東南アジア地域研究入門 2 社会』(分担執筆)慶応義塾大学出版会、2017
『雲南ムスリム・ディアスポラの民族誌』(単著)風響社、2016
『グローバリゼーションズ—人類学、歴史学、地域研究の現場から』(分担執筆)弘文堂、2012
『越境とアイデンティフィケーション—国籍・パスポート・IDカード』(分担執筆)新曜社、2012
『実践としてのコミュニティ: 移動・国家・運動』(分担執筆)京都大学出版会、2012
『ディアスポラから世界を読む』(分担執筆)明石書店、2009
研究室 12号館 B322
連絡先 kimuramizuka@rikkyo.ac.jp
小学校3年生の時、私は両親に連れられて、大阪吹田市にある国立民族学博物館を訪れた。世界中から集められ、館内に溢れる多様なもの、もの、ものに、私はひたすら圧倒された。この時の経験が、私のその後の人生をある程度決めてしまったのだと思う。異文化への憧れから、学部で中国語を専門に学び、そしてその「憧れ」を相対化するために、大学院で文化人類学を学んだ。今たどり着いたのは、文化の「間」から文化を考えること。まだ途上の研究をいつか完成させたい。
◆学生へのメッセージ:
目的地に向かってただひたすら走り続けるのもいいけれど、ときに寄り道し、ときに道に迷いながら未知の光景を彷徨ってみるのも面白い。未知の光景を彷徨い、他者の声に耳を傾けながら、自分のあたりまえがガラガラと音を立てて崩れていく体験が1度でも2度でもできたなら、それで大学生活の4年間は十分に価値あるものだと思う。自戒も込めて一言。寄り道しよう!
コイケ ヤスシ
小池 靖
教授
現代文化学科

主な担当科目 宗教社会学、セラピー文化論
研究テーマ 心理ブームからスピリチュアルまで
主な業績
2018,「心理宗教テクニックと現代日本社会」西村明編『隠される宗教,顕れる宗教』岩波書店, 221-239.
2007,『セラピー文化の社会学』勁草書房.
2002,「現代宗教社会学の論争をめぐるノート-霊性・合理的選択理論・世俗化」『現代宗教2002』東京堂出版, 302-319.
研究室 12号館 B319
連絡先 koike-toiawase@rikkyo.ac.jp
世の中のアヤシイものから深遠な思想まで扱える「宗教社会学」は、きっと新しい発見への手がかりとなることでしょう。
コイズミ モトヒロ
小泉 元宏
教授
現代文化学科

主な担当科目 アートの社会学、現代文化論、Global Study Programなど
研究テーマ 専門分野は、芸術・文化の社会学、文化政策研究です。アート(arts, 音楽・美術・映画など)や創造性(creativity)と、人々の関係性、地域社会、都市、国家、グローバル社会の形成との関係について研究しています。以下のようなテーマに関心があります。(1)まちづくり・コミュニティとアート、(2)政治・エコノミー・メディアと人々の創造性の関係、(3)サブカルチャーとマイノリティ文化、(4)表現活動を通じた新しいライフスタイル、など。
研究室 12号館 B316
連絡先 koizumi@rikkyo.ac.jp
Koizumi, Motohiro. 2018. “Connecting with Society and People through ‘Art Projects’ in an Era of Personalization.” In Cities in Asia by and for the People, edited by Yves Cabannes, Mike Douglass, and Rita Padawangi, Amsterdam: Amsterdam University Press.
Koizumi, Motohiro. 2019. “Governance with a Creative Citizenry: Art Projects for Convivial Society in Japanese Cities.” In The Rise of Progressive Cities East and West, edited by Mike Douglass, Romain Garbaye, and Kong-Chong Ho, Singapore: Springer.
野田邦弘, 小泉元宏, 竹内潔, 家中茂. 2020. 『アートがひらく地域のこれから: クリエイティビティを生かす社会へ』ミネルヴァ書房.
◆学生へのメッセージ:
現在、世界はさまざまな危機に直面しています。例えば、人間と環境の関係や、経済・政治活動のあり方の問い直しを迫っている、現下の自然災害やパンデミックの頻発は、今後さらに深刻化しうることも予想されています。このようななかで私たちは、危機を乗り越えられるグローバル社会をいかに築くことができるでしょうか。
私は、人々の多様な創造性を生かし、掛け合わせることが、このような危機を乗り越えていくために重要だと考えています。そして一見すると芸術や文化は、世界の危機的状況とは無縁のようですが、人々の多様な生やライフスタイルを確保し、拡げていくこと、そして、それによって新しい発想や、考え方を生み出していくために欠かすことができない領域です。(危機を乗り越えていくために必要とされる)多角的な物事への見方をもっともよく示す領域の一つが、芸術や文化の領域だ、とも言い換えられるかもしれません。
このようなグローバルな課題や、中・長期的な人間のあり方・社会活動も視野に入れながら、多様な視点に支えられた社会形成を図っていくために、芸術や文化、あるいは人々の多様な創造性が果たしうる役割や実践の可能性、制度的課題について一緒に考えていきましょう。
サダカネ ヒデユキ
貞包 英之
教授
現代文化学科

主な担当科目 消費社会論、現代文化論、専門演習1・2など
専門分野 消費社会論 歴史社会学 現代社会論
主な業績
『消費は誘惑する 遊廓・白米・変化朝顔:一八、一九世紀日本の歴史社会学』(青土社、2015年)
『地方都市を考える:消費社会の先端から』 ( 花伝社、2015年)
『自殺の歴史社会学:意志のゆくえ』(元森絵里子、野上元との共著、青弓社、2016年)
研究室 12号館 B333
連絡先 hidesadakane@rikkyo.ac.jp
わたしたちは良かれ悪しかれ、商品を買うことで暮らしています。食品やファッション、住居、または教育や介護、保険など。そうして消費を避けがたい要素とする社会はいかに生まれ、育ち、いかなる問題を抱えているのでしょうか。そうした問題関心から、18、19世紀に遡る園芸文化や性的商品に関わる歴史社会学、加えて現代社会における保険や住居、マンガやアニメなどの大衆文化の研究、またそれらが展開される場としての地方都市を中心とする消費環境の調査・分析を進めています。
セキ レイコ
関 礼子
教授
現代文化学科
タカギ コウイチ
高木 恒一
教授
現代文化学科

主な担当科目 都市社会論 他
主な業績
『多層性とダイナミズム——沖縄・石垣島の社会学』東信堂、2018年(共編著)
『都市社会構造論』放送大学教育振興会、2018年(分担執筆)
『はじまりの社会学——問いつづけるためのレッスン』ミネルヴァ書房、2018年(分担執筆)
『都市社会学・入門』有斐閣、2014年(分担執筆)
『都市住宅政策と社会−空間構造:東京圏を事例として』立教大学出版会、2012年(単著)
連絡先 takagi@rikkyo.ac.jp
ミズカミ テツオ
水上 徹男
教授
現代文化学科

主な担当科目 「グローバル社会論」
研究テーマ マイグレーション論、エスニシティなど
研究室 12号館 B335
連絡先 tetsuo@rikkyo.ac.jp
国際的な人の移動とエスニック・コミュニティの変容などが主な研究テーマです。エスニック人口の増加に伴う社会の変化、政策的な変化なども扱ってきました。これまではオーストラリアのフィールドを中心に活動していましたが、近年はバングラデシュで、日本からの帰還移民を対象とした調査や東京都内のエスニック・タウンでのフィールドワークも実施しています。
◆著書:
『移民政策と多文化コミュニティへの道のり—APFSの外国人住民支援活動の軌跡—』(共編著)現代人文社, 2018.
Creating Social Cohesion in an Interdependent World: Experiences of Australia and Japan.(共編著) Palgrave Macmillan, 2016.
『市民が提案するこれからの移民政策—NPO法人APFSの活動と世界の動向から—』(共編著)現代人文社, 2015.
『トランスナショナリズム』(共訳)(Vertovec, Steven. 2009. Transnationalism (Key Ideas). Routledge)日本評論社, 2014.
The Sojourner Community: Japanese migration and residency in Australia. Leiden: Brill. 2007.
『エスニシティ・人種・ナショナリティのゆくえ』(共訳)(Wallace, Walter L. 1997. Future of Ethnicity, Race, and Nationality. Westport, CT: Praeger)ミネルヴァ書房2003.
ヨシカワ ユウキ
吉川 侑輝
助教
現代文化学科

担当科目 エスノメソドロジー、社会学原論1、社会調査法1、自主講座、基礎演習
研究テーマ 音楽にかかわる活動のエスノメソドロジー研究
主な業績
吉川侑輝, 2017, "チューニング場面の相互行為分析: いかにしてピッチが合うことを成し遂げるか," 三田社会学, 22: 85-98.
吉川侑輝, 2018, "プラクティス(練習)のなかのプラクティス: ひとりで行う演奏における「誤り」の理解可能性," 三田社会学, 23: 73-86.
研究室 12号館 B326
連絡先 yuki.yoshikawa@rikkyo.ac.jp
リ ウェンウェン
Li Wenwen
助教
現代文化学科

主な担当科目 社会調査法3 現代社会研究F 専門演習1 基礎演習
研究テーマ 家族社会学
主な業績
李ウェンウェン,2022,「異質な近代化:EASS 2016 による日本と中国の配偶者選択の分析」『立命館産業社会論集』 58(3):123-134.
Li, W. and J. Tsutsui, 2021, “Gender Differences in Intergenerational Relationships in Contemporary Urban China,” Japanese Journal of Family Sociology, 33(2): 157-170.
研究室 12号館 B326
連絡用メールアドレス liwenwen@rikkyo.ac.jp
あたりまえなことがなんであたりまえなこと、おかしなことはなんでおかしなこと、常識から一歩引いて、私たちの社会で起きているあらゆることに対して常に問い直す姿勢を保ち、常識を手放すことを楽しんでいきましょう。心柔らかな自由自在な人間になりましょう。
リリアナ・モライス
Liliana Morais
特任准教授
現代文化学科

担当科目 Japanese Society and Culture, Lecture & Discussion on Social Issues, Global Study Program (Sydney)
研究テーマ art/ craft/ material culture, international migration, transculturalism
主な業績
"Spicing up a 150-year-old porcelain factory: Art, Localism and Transnationalism in Arita's Happy Lucky Kiln", International Journal of Japanese Sociology (日本社会学会), 29第1号 (2019年3月), pp. 52-73.
Cerâmica em Cunha: 40 anos de forno noborigama no Brasil [Cunha Ceramics: 40 years of noborigama kiln in Brazil]. Cunha: Instituto Cultural da Cerâmica de Cunha, 2016.
"Two Japanese women ceramists in Brazil: identity, culture and representation", Journal of International and Advanced Japanese Studies (筑波大学), 7第 (2015年3月), pp. 201-212.
研究室(部屋番号) 12号館 B327
連絡用メールアドレス liliana.morais@rikkyo.ac.jp
メディア社会学科
イカワ ミツオ
井川 充雄
教授
メディア社会学科

専門分野 メディア社会学、マス・コミュニケーション論、メディア史、地域メディア論
研究テーマ 戦後日本のマス・メディアの変容について、特にメディア・イベント、世論調査や科学コミュニケーションの視点から観察を行っている。
連絡先 m-ikawa@rikkyo.ac.jp
イデグチ アキノリ
井手口 彰典
教授 / 学科長
メディア社会学科

主な担当科目 音楽社会学
研究テーマ 現代社会と音楽との関わりについて。もともと人文学系の「音楽学」を学んでいたのですが、音楽を取り巻く社会の側に興味を惹かれるようになり、気付けばいつのまにか社会学の研究者になっていました。今でも学問の区分にはあまり拘泥せず、領域横断的に文化と向き合っています。
主な業績 『ネットワーク・ミュージッキング』(勁草書房・2009年)、『同人音楽とその周辺』(青弓社・2012年)、『童謡の百年』(筑摩書房・2018年)など。
研究室 12号館 B308
連絡先 ideguchi@rikkyo.ac.jp
カワハタ ヤスコ
川畑 泰子
准教授
メディア社会学科

主な担当科目 Webスタディーズ, Webスタディー研究, 演習(修士課程)
研究テーマ デジタルアーカイブス(図書館情報学)
主な業績
[1]川畑泰子 "メディアにおける意見形成の解析手法のケーススタディ."社会情報学第8巻2号 (2019), pp.47-64.
[2]Yasuko Kawahata "Analyzing Urban Resilience Using Temporal and Spatial Archive Information Before and After a Disaster–Perspective of SDGs." Symposium on Intelligent and Evolutionary Systems. Springer, Cham(2019), pp.183-193.
[3]Yasuko Kawahata "Examination of Analysis Method of Opinion Distribution in News Media Transferred on Web. "Symposium on Intelligent and Evolutionary Systems. Springer, Cham(2019), pp.156-166.
研究室 12号館 B329
連絡先 kawahata@rikkyo.ac.jp
キムラ タダマサ
木村 忠正
教授
メディア社会学科

主な担当科目 メディア・コミュニケーション論、webスタディーズ、専門演習2
専門分野 メディア・コミュニケーション論、ネットワーク社会論
研究テーマ デジタルネイティブ、ヴァーチュアル・エスノグラフィー、オンラインメディアを中心とするメディア・コミュニケーション、グローバリゼーションに伴う世界システムの変容と日本社会の方向性を中心としたネットワーク社会論研究
主な業績 『デジタルネイティブの時代』(平凡社、2012) 『デジタルデバイドとは何か』(岩波書店、2001) 「ウィキペディアと日本社会—集合知、あるいは新自由主義の文化的論理」(『ウィキペディア革命』岩波書店、2008) Keitai, Blog, and Kuuki-wo-yomu(EPIC、Vol.2010)
研究室 12号館 B324
連絡先 kiitostokyo@yahoo.co.jp
コレナガ ロン
是永 論
教授
メディア社会学科

主な担当科目 社会調査法
研究テーマ メディア・コミュニケーションのエスノメソドロジー、メディアの利用に関する数量的・定性的研究
主な業績
『見ること・聞くことのデザイン』(単著・新曜社)
『モビリティーズのまなざし(共編著・丸善出版)』
研究室 12号館 B320
連絡先 ronkore@rikkyo.ac.jp
スガモリ アサコ
菅森 朝子
助教
メディア社会学科

主な担当科目 社会学原論2、基礎演習、フィールドスタディーズ
研究テーマ 医療社会学、ジェンダー研究
主な業績
菅森朝子,2019,「乳がん再発をめぐる同病者の「共同性」」,『保健医療社会学論集』,29(2)54-63.
菅森朝子,2017,「乳房再建は何をもたらすのか:乳房再建経験者の語りから」,立教大学ジェンダーフォーラム年報,(19)71-84.
研究室 12号館 B326
連絡先 asugamori@rikkyo.ac.jp
スナカワ ヒロヨシ
砂川 浩慶
教授 / 学部長
メディア社会学科

専門分野 メディア論、放送制度論、放送産業論、ジャーナリズム論
研究テーマ 放送を中心とした制度・政策論、ジャーナリズム、コンテンツ流通
連絡先 sunakawa@rikkyo.ac.jp
ナガサカ トシナリ
長坂 俊成
教授
メディア社会学科

専門分野 防災危機管理論、災害情報論、リスクガバナンス論、リスクコミュニケーション論、社会プロデュース論
連絡先 nagasakaあrikkyo.ac.jp(「あ」を「@」に置き換える)
ハシモト アキラ
橋本 晃
教授
メディア社会学科

専門分野 ジャーナリズム研究、ジャーナリズム史、米欧ジャーナリズム思想
研究テーマ 19世紀米国ジャーナリズムにおける「プレスの独立」理念の生成過程、19~20世紀フランスジャーナリズムにおける主体の変容
連絡先 ahashimoto@rikkyo.ac.jp
ファン ソンビン
黄 盛彬
教授
メディア社会学科

主な担当科目 グローバル・コミュニケーション論、ニュースの社会学1(英語)、質的メデイア研究
研究テーマ メディア・文化研究、グローバルコミュニケーション論、ニュースと世論、ナショナリズムと歴史・他者認識
主な業績
「本音と建前が錯綜する中国人観光客へのまなざし」金成玟・岡本亮輔・周倩編著『東アジア観光学:まなざし・場所・集団』亜紀書房, 2017, pp.242-276.
「戦後日本における『新韓』の意味」『応用社会学研究』(立教大学社会学部)、第59号, pp. 1-23(2017年3月発行)
『韓流のうちそと』徐勝・黄盛彬・庵逧由香共編著、御茶の水書房、2007年、pp. 75-97、pp. 251-287
研究室 12号館 B310
連絡先 seongbin@rikkyo.ac.jp
ヨコヤマ マイ
横山 麻衣
助教
メディア社会学科

主な担当科目 社会調査演習、社会調査法3、専門演習1、基礎演習
研究テーマ ジェンダー研究、非営利組織研究。特に、性暴力やその被害者支援体制について。性暴力研究は、医学・心理学・法学領域が主流ですが、社会関係や規範、成文化されていない制度など、社会学でこそよりよく分析できる論点が多くあり、また、性暴力研究の前進のためには、そうした社会学的分析が不可欠であると思っています。
研究室 12号館 3階B326
連絡先 m.yokoyama@rikkyo.ac.jp
横山麻衣,2021,「強かん神話支持と性別ごとの社会的文脈——性的に不快な経験後のプロセスに着目して」『人文学報』517(1): 107-26.
横山麻衣,2022,「日本の社会的・文化的状況に即した強かん神話とは——インターネット掲示板などを対象にした計量テキスト分析」『人文学報』518(1): 125-45.
◆学生へのメッセージ:
自分の知りたいこと、学びたいことを思う存分に掘り下げ、しばしば行き詰まりながらも考えることができる時期は、人生の中でも限られていると思います。大学という場は、みなさんに問題関心ややる気さえあれば、喜んでサポートしたいと思っている大人たちで溢れている場所です(少なくとも私はそう思っています)。その恵まれた幸せな時間・空間を、当たり前と思わず、ぜひ味わい尽くしてください。そして、細かな差異にとらわれず、たくさんの人とコミュニケーションをとって、出会えてよかったと思える人を、ひとりでもいいので、見つけてくれるとうれしいです。
リン イーシェン
林 怡蕿
教授
メディア社会学科

専門分野 社会情報学、マスメディア研究、ジャーナリズム研究
研究テーマ エスニック・メディア研究、オルターナティブ・メディア研究、マスメディア制度とジャーナリズム活動の相互関連の研究
連絡先 lin@rikkyo.ac.jp
ワダ シンイチロウ
和田 伸一郎
教授
メディア社会学科

主な担当科目 情報社会論
研究テーマ 情報社会論、AI社会論、社会思想、自然言語処理
主な業績
「Python, Embedding Projector を用いたTwitterデータ分析 : 2016年東京都知事選挙を事例に」(『応用社会学研究 』( 61 ) 、立教大学社会学部、2019年)
「『新デジタル時代』と新しい資本主義」 (『岩波講座現代〈第9巻〉デジタル情報社会の未来 9巻』、岩波書店、2016年)
『国家とインターネット』 (講談社選書メチエ、2013(電子版2015))
研究室 12号館 B325
連絡先 wadakqs@rikkyo.ac.jp