学部長メッセージ社会学部の概要

グローバルな視点を身につけて、多様な世界で活躍できる人材を育てる

立教大学社会学部の特徴は、〈社会〉〈文化〉〈メディア〉という3つのキーワードを掲げた学科による構成と、段階的な発展を重視したカリキュラムです。社会学を基盤として、導入段階に「社会学原論」、「社会調査法」、「基礎演習」を共通の必修科目に配し、学習・研究の基礎となる知識や姿勢をマスターします。それぞれの学科で扱う領域は異なりますが、学科ごとの科目群はどこかで相互に関連して知的交流を促します。形成期の中核を占める科目群も学部共通科目となり、完成期の中心は3年次の「専門演習2」と4年次の「卒業論文」(あるいは「卒業研究」)で、導入期からの学習の成果を完結します。2016年からは国際社会コースを設置して、3つの学科の授業を組み合わせて履修できるシステムも導入しました。海外の大学とは、大学間交流の他に学部間独自の交流プログラムによる留学制度も完備しています。

立教大学社会学部は歴史と伝統があるだけでなく、豊富な人材が揃っているため、個々の学生が各自の関心領域に基づき学習体系を築くことが可能です。グローバル化の進展で変化する社会に対応するうえで、人の生活場面からグローバルな社会における仕組みやその他の重要事項なども分析し説明してきた社会学は、多様な可能性を示しています。社会学部は教育・研究の充実とともに、卒業生のネットワークやキャリア支援の展開を通して、学生の学びを支援する仕組みのさらなる発展に向けて努力し、専門的知識や異なる文化への理解力を身につけたグローバル社会に対応できる人材を輩出しつづけます。


立教大学社会学部長
砂川 浩慶
Hiroyoshi Sunakawa

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