ゼミ紹介現代文化学科

阿部(治)ゼミ(担当者:阿部 治 教授)

持続可能な社会の創造に向けた総合的な環境教育

環境問題から貧困、平和、人権など様々な問題により、私もあなたも、野生生物ももはや持続しない状況です。このような状況を打破し、持続可能な社会を創造していくことは人類にとって最重要な課題となってきました。この挑戦的な活動に共に取り組んでみませんか
ゼミナールの紹介
持続可能な社会をめざした総合的な環境教育の活動を対象にいく塚のテーマを設定して、文献研究と調査を行い、レポートを作成します。
フィールド調査に先だって、自然の中での環境教育を立教大学の姉妹組織である山梨県清里にあるキープ自然学校などでの参加型学習を通じて体験します。その上で、水俣市などの総合的な環境教育を実践している地域での宿泊を伴う調査を実施すると共に、池袋西口を対象とし、地元商店街などとの協働による西口エコ化プロジェクトを実施しています。 また2005年から始まった「国連持続可能な開発のための教育の10」に関連した取り組みに積極的に参加し、持続可能な社会の構築にかかわる多様な主体の活動についても学びます。
ゼミ生からの声
私達のゼミでは持続可能な社会を目指すことを目標に広く環境について学んでいます。教科書を使った学習の他に様々な活動を行うフィールドワークを私たちのゼミでは重視しています。これまでの主な活動としては学園祭で使用後、土に埋めると堆肥になるエコ容器を導入するように働きかけたり環境に携わった仕事をしている企業の方を招いて講演会を開催しました。その他に公害の原点といわれる水俣を訪ね、いろいろな方にお話を伺ったり実際に自分たちでも森に入り自然観察を行ったりします。このように私たちのゼミでは学生が主体となって様々な活動を行っているので充実したゼミ活動が行えます。
体験から学ぶフィールドワーク
自然とのふれあいによる環境教育の重要性を自然学校(山梨県のキープ協会、静岡県のホールアース自然学校など)で参加型体験通じて学んだり、公害の原点である水俣市での聞き取り調査を行うなど、現場での直接体験を重視したフィールドワークを行っています。
意識を変える「エコ学園祭」
学生の環境に対する意識を変えるために、学園祭で環境負荷軽減活動を行っています。
学園祭にエコ容器を導入することにより一般家庭の約15年分の二酸化炭素を削減できます。
また、実際の環境負荷を減らすだけではなく、学園祭実行委員に環境部を設けるという形で学生の環境に対する意識を変えました。
企業協働 環境就職セミナー
環境について取り組んでいる社会人の方をお呼びして年に2回セミナーを行っています。
企業やNPO 団体など様々な立場の方からお話を伺い、これから学生が社会人として社会に出て行くに当たって、必要とされる環境についての知識や姿勢を身につけることを目的としています。
実践「アイポイント」(地域通貨)
立教大学のツタを地域との架け橋、ヒートアイランドの軽減、潤いのある街づくりの一環として池袋の西口に植えています。これをきっかけに、池袋を持続可能な街にする活動「アイポイント」(地域通貨)に参加しています。
池袋駅西口で花壇の水やりをしています。私たちゼミ生は、週に一度のお昼休み、地域のアイポイントサポーターの方と伴に池袋の緑化と美化活動に取り組んでいます。
小池ゼミ(担当者:小池 靖 教授)

心理ブームからスピリチュアルまで

現代世界における価値観やライフスタイルをめぐる諸問題について、フィールド調査を通じて多角的に明らかにします。

これまで学生が扱ったテーマ例:
信じさせるメカニズム
新宗教と日本社会
日本人の宗教観
ホスピスケア
占い師
現代のカウンセラー
学習しょうがいへの支援
ロックファンという共同体
アップル製品の魅力
クラブカルチャー
オタク文化
アニメ聖地巡礼
スポーツ観戦文化
学歴信仰
調査テーマは、宗教、スピリチュアル、心理主義などに力点を置きますが、それら以外でも、生き方、世界観、ライフスタイルなどに関わるテーマであれば、教員と相談の上で取り組むことは充分可能です。
春学期14回は文献の輪読、調査方法の学習をおこない、学生各自で調査対象を決めます。秋学期14回は、調査、インタビューの文字起こし、フィールドノートの整理をおこない、得られたデータについて分析・発表し、ゼミ論文を執筆します。
なお「夏休み中の作業」「サブゼミ」は原則としておこなっていません(2015年度までの状況)。
自分でテーマを決め、自主的に調査に赴く意欲の高い学生の参加を期待しています。
水上ゼミ(担当者:水上 徹男 教授)

グローバルな人の移動とエスニック社会

ゼミ合宿発表会

本演習は、グローバル・マイグレーション時代における国内での社会変動に関する何らかの実証的なデータ収集を目的としています。社会調査に関する文献を読み、統計資料だけでなく、インタビューなどに基づくデータの収集を行います。NGOの取り組みや自治体の外国人政策等、各自が課題を遂行してレポートを作成します。理論的な背景を把握したうえでの実証研究を目指します。

新宿区・大久保地区散策

専門演習2

3年生のゼミでは毎年報告書を発行しています。
2018年度報告書『多文化共生を問う』

ゼミ合宿発表会(2017年9月)

《2018年度卒業論文タイトル》

  • 在日コリアンのアイデンティティ —現代の若者を対象として—

  • 移民2世のアイデンティティ —帰属感情という視点から—

  • 飲食店の選択行動からみる大学生の消費行動の実態

  • ゴールデンルート中心から地方を含めたインバウンド観光への移り変わり ~DMOを中心とした地方観光業~

  • 新大久保における多文化共生

  • 高齢化社会の進行と介護の在り方 —今後の暮らし方についての社会学的研究—

  • 日本的な歴史や形態を持たない観光地を訪れる外国人観光客の狙いと動機 —高尾山と富士山の対比を用いて—

  • 日本と先進諸国の同性婚制度の比較研究

  • 移民に対する若年層の意識調査

  • インタビュー調査からわかる在日フィリピン人のライフストーリー

  • 大河ドラマによる町おこし ~鹿児島県「西郷どん」を事例とした研究~

  • 外国人留学生とアルバイトに関する社会学的研究 —ベトナム人の日本留学—

  • 廃校はなぜ活用されるのか

  • 若年層の国際結婚に対する意識について

  • 日本のLGBTを取り巻く現状とこれから —LGBT先進国オランダと日本を比較して—

  • 日本人大学生の海外留学

  • 在留外国人の現状と日本の多文化共生 ~新宿区大久保におけるムスリムの社会関係資本を考察して~

  • 変わりゆくブラジルの日系社会と若者世代のアイデンティティ

関ゼミ(担当者:関 礼子 教授)

環境の時代:保護と観光の近代

「ゼミ合宿の集合写真」

環境社会学では、「私」と同じ時代を生きている人の、それぞれの日常、それぞれの世界に出会います。「私」とは異なる環境のなかで、人はどんな環境を守り育んでいるのでしょう。環境社会学の扉をたたくと、環境と環境問題について「何も知らなかった自分」に出会う旅が始まります。
フィールドの出会いのなかで「私」を知ること。そこを基点にして環境を考えてゆくのが関ゼミです。
フィールド演習紹介

「檜枝岐村調査の報告」

人間が生きるために環境は必要だ。人間だけでなく、あらゆる動植物のゆりかごとして自然を守らなくてはならない。——疑いの余地がないことだ。では、「私」にとってはどうか。
関ゼミでは、夏に恒例のゼミ調査合宿がある。フィールドに浸かって環境を考える。環境汚染の被害を被った人びと、自然とかかわりながら生業を営む人びと、開発に悲鳴をあげる自然を守ろうとする人びと、自然の豊かさを持続可能にしようとエコ・ツーリズムを構想する人びと。出会うたびに「私」に問いが突きつけられる。
「私」にとっての環境とは何か。生まれ育った土地や友人と遊んだ公園の風景、家族で訪れた思い出の場所。記憶は「私」が「私」であるためのアイデンティティ。その記憶が自然のなかに、環境のなかに見出される。
フィールドでの調査合宿は、「この環境を守る」という意志を、他人事ではなく、「私」との関係で考える契機になるはずだ。
ゼミ生の声(倉光 瞭)

「民宿檜扇の前で」

2018年8月6日から4日間、福島県檜枝岐村にて村の人たちの生活についてお話をうかがい、フィールドワークを行いました。

檜枝岐村には、日本人の多くが忘れてしまった生活が息づく村です。村に行くためには最寄り駅(会津高原尾瀬口)からバスで1時間ほどかかる。村にはコンビニがない。さらに多くの村の人たちは自給自足の生活をしており、自分たちでどうにかしなければならない。傍から見たら不便と思われる生活の中で、村の人たちは豊かに暮らしています。レヴィ=ストロースの「野生の思考」とブリコラージュ(器用仕事)が生きている村といってもいいかもしれません。

僕たちは春学期、インターネットや書籍を用いて檜枝岐村について調査しました。しかし、このような既存のデータで分かることには限りがあります。フィールドワークは世の中に出ていない村の人たちの素の気持ちや思いに触れることができる素晴らしい機会でした。それぞれゼミ生は「歌舞伎班」、「グルメ班」、「人物班」に分かれ、フィールドワークで村の人たちにお話をうかがいながら、各々の視点から檜枝岐村の魅力に迫りました。僕は「人物班」として、村の人たちが過去から紡いできた生活を続けていきたいが、それでは観光客の増加が望めない、過去と今との両立が難しいという思いを教えていただきました。

僕たち3年の関ゼミ生はなんとたった9人です。その分、自由です。個性的なメンバーなので、意見を聞いていて面白く、ONとOFFがはっきりしている、メリハリがあるメンバーだと思います。
これから各自でフィールドワークの調査をまとめる作業に入ります。みんな、頑張ろう。
高木ゼミ(担当者:高木 恒一 教授)

「集まり」から都市を考える

私の専門は都市社会学です。都市に関心を持つ人にとって、池袋という土地はとても刺激的です。キャンパスを一歩出ると、そこには現実の都市が広がっています。都市に関心ある方には現代文化学科で充実した学びと体験がきっと待っています。
ゼミ紹介

グループワークの中から。各自のテーマのつながりを検討し、つながりを考える

都市には、様々な人びとが集い、多くのモノが集積しています。こうした人やモノの「集まり」に関する具体的な事例に着目し、フィールドワークを通して都市を理解することを目標としています。
テーマはゼミ生一人一人の関心に合わせて設定します。例えば、次のようなものが取り上げられています。

高速道路のサービスエリア
教会
商店街
映画祭
居酒屋
カフェ
電車内の秩序
銭湯
食フェス

このようにテーマは多様です。ゼミ生は「集まる」ことを自由に捉え、自らの日常生活の中からテーマを設定し、研究を進めます。
ゼミの進め方の特徴は、個人、小グループ、ゼミ全体の3つの単位の活動が組みあわせていることにあります。まず全体で基礎的な文献を講読したのち、個々のテーマ設定を行います。その後、関心を共有する小グループを組み、研究計画や調査を相互に検討しながら研究を進めていきます。そして最終成果はゼミ全体の報告書としてまとめられます。
太田ゼミ(担当者:太田 麻希子 准教授)

グローバリゼーションと場所

ある場所や、場所間の関係、そこで生きる人たちについて、フィールドワークを通して学び、考え、他者理解につなげていくゼミです。
現代は、遠く離れた場所間の出来事の相互依存性が高まっている時代です。たとえば、ある都市の商店街の振興やまちづくりが、地元産業のグローバル市場での位置づけの変化と関係するということもありえます。私たちが享受している衣料の消費が、新興国の特別区や国内の地方の工場の女性たちによって可能になっていることだってありえます。都内の公園や教会に集まるベビー・シッターの外国人女性たちが、母国では自分の子どもや家族のためにベビー・シッターやドメスティック・ヘルパーを雇っていることだってありえます。場所や、場所間の関係は、空間的に拡がる商品やサービス、労働力の連鎖といった文脈の中で理解できると言えます。

演習紹介

こうした認識のもとに、本演習では、場所や場所間の関係性について、モノ、ヒト、コト、それぞれの視点から論じた文献の講読を行ない、理論的支柱をつくっていきます。
3年次には、文献研究を行なうとともに、それぞれがフィールドを選び、報告書を作成してもらいます(グループ研究になる可能性もあります)。現場に出て、見る、聞く、話すことによってフィールドワークを進めてもらいます。4年次には、3年次に各自が執筆したものを発展させ、卒業論文を完成させていきます。
グローバリゼーションのもと、国内外問わず似通った景観が広がるようになり、現在は場所の個性が薄まりつつあると言われています。だからこそ現代は、企業や国家の要請のもとで場所性がつくりだされ、様々な媒体を通じてその個性が語られている時代であるとも言えるのです。
履修生には、このような大きな動きがあることを踏まえた上で、個々の都市や地域、集団の社会・経済・地理的なコンテクストを深く知るとともに、その場所で生きる人たちの経験をくみ取り、他者理解につなげて欲しいと思っています。
報告書テーマ例(2015年度)
富岡の商店街と養蚕農家
武蔵小杉の大規模再開発と商店街
スタディツアーとジェンダー
在日外国人にとっての教会の意味—フィリピン人女性を事例に
大阪の繊維産業の行方
アパレル産業に見るグローバル経済・フリーター問題・感情労働
豊島区の地域活性化政策と郷土資料館
体育会系はなぜ就職に強いのか
北京の都市問題—日本人の生活と低賃金労働に着目して
オハイオ州コロンバスの日本語補習校—自動車産業との関わりと在米日本人にとっての意味
東京都郊外のジムにおける人間関係の官民比較
スポーツイベントとインバウンド消費
石井ゼミ(担当者:石井 香世子 教授)

グローバリゼーションと多様な文化・アイデンティティ

このゼミで学べる内容
グローバリゼーションと文化について考えるこのゼミでは、世界の多様な人と文化がグローバリゼーションのなかでどのように“変化”しているかを分析します。
具体的には、①アイデンティティの多重性や可変性、②「日本人」と「外国人」の境界の曖昧化、③観光客のまなざしとローカル社会などを中心に、グローバリゼーションと文化・アイデンティティに関する主題を幅広く取り扱います。
それを通じて履修者1人1人が、これからの人生においてメディアや噂に流されず自分の目と頭で考えて、多様なものと協働して新しい価値を生み出すことができる力の素を養ってもらうことを目指しています。
このゼミでの学習の進め方
3年生の間ーとくに前半は、基本的な文献を広く浅く読み、またできるだけフィールドに出て、様々な人に出会い、相互交流を重ねてもらいます。これによって、自分が学生時代を通じた主題として、どのようなものに興味を持って取り組めるかを見つけてもらいます。
3年生の後半から4年生にかけては、実際に自分が興味を持てる主題に沿って調査を実施し、卒業論文にまとめます。1人1人が、興味深いと思える内容を、できる限り調査をして納得できるような論文にまとめられることを目標とします。
フィールド演習について
多文化社会・日本を再発見するためのフィールドに、できる限りたくさん足を運んで、教科書以外の部分から経験や対話を通じて学ぶ機会を、できる限り共有していきたいと思います。
小泉ゼミ(担当者:小泉 元宏 准教授)

アートや創造性と、社会形成

フィールド調査のようす(台湾・台北現代芸術センター)

近年、「創造性(creativity)」に対する社会からの着目が強まっています。このようななかで、かつて(美術・音楽・映画・演劇などの)アート(arts)やアーティストに求められていたような「創造性」は、日常的に、社会の誰しもに求められるものとなっています。例えば、就職活動や会社のなかでの競争などにおいて、「個性」や「独自性」が強く求められる傾向は、その一例でしょう。

このような傾向の背景には、どのような社会状況が存在するのでしょうか。その一つには、国や自治体、企業、NPOなどが、新たな物事を生み出す能力としての「創造性」を、国や都市・地域、産業の活性化といった社会的目的に生かそうとする動きがより盛んになっていることが挙げられます。「クールジャパン」や「創造都市」、「アートによる地域活性化」、「クリエイティブ産業」といった言葉が、しばらく前から流行していることに見て取れるように、「創造性」こそが、国家や都市・地域を魅力的なものへと変えたり、地域再生を図ったりする切り札だ、あるいは、他社・他者との競争に勝ち抜く方法だ、とする考えが、より広がりを見せており、それに見合う人々が求められているのです。

しかし、このような社会は、逆に言えば、(社会的目的に合わせて求められる)創造性を持っていないとみなされる人々にとっては、より生きづらい社会であるともいえます。特定の目的に見合う創造性を持つ人々が強く求められる社会とは、それ以外の人々を排除する社会とも言い換えられます。

フィールド調査のようす(香川県小豆郡土庄町・豊島)

では、どうしたらこのような(社会的目的に合わせて求められる)「創造性」の有無による排除の問題を解消していけるのでしょうか。近年、一部のアーティストやデザイナーなどが、先駆的に進めている活動のなかには、その解決へのヒントが見て取れます。彼らは、単にアート作品制作などを行うことを目指すアーティストではありません。人それぞれが持つ(現在の社会には求められないが興味深い)個性を組み合わせ、ぶつけ合わせることによって、新しい社会の方向性を作っていく「媒介者」のような立場の人々です。例えば、異文化間やコミュニティ間をつなぐことで新たな文化生産や社会活動を起こしたり、協働やシェアによって支えられる新たなライフスタイルを構築したり、といった方法によって、彼・彼女らは、不平等な社会構造や硬直化した制度を変えていこうとしています。(社会的目的に合わせて求められる)「創造性」の有無による排除の問題構造を解決することを模索しているそれらの動きには、我々が生きる社会に対する重要な示唆が含まれているのではないでしょうか。

小泉研究室では、近年の創造性をめぐる社会の動きの背景に、いかなる社会構造や思想性が含まれているのか。また、それらの問題点はどこにあるのか。さらには、それらの社会構造や問題点を解決していくにはどうしたらよいのかを、次のようなアプローチを通じて検討していきます。

文献研究(文化政策研究、文化社会学、現代芸術論などに関する文献を読みます)
フィールド調査(都内各所のほか、瀬戸内地域、新潟、鳥取、台湾、ロンドンなど。フィールドは年度によって変わります)
アートに関わる実践活動への参加

研究室に所属する学生は、アートとまちづくり、クリエイティビティと政治・エコノミーの関係性、表現活動を通じた新たなライフスタイルなど、各自の興味関心に基づいた研究を行うことができます。
木村ゼミ(担当者:木村 自 准教授)

文化人類学的フィールド調査を通して、境界に生きる人々、国境を越えて生きる人々の生活文化を探る

ゼミ生は各自が関心のあるテーマを決めて調査・研究します。

加えてゼミでは、民族誌や文化人類学の理論書を輪読し、議論することを通して文化人類学的視点から文化を分析するためのフレームワークを学び、フィールドワークの実践を通して他者の視点から生活文化を理解するセンスを身に付けます。

夏休み中には、合宿形式のフィールド調査を実施します。年度によって場所は変わりますが、宮古島、台湾等で行なう予定です。

教員の研究およびゼミの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
貞包ゼミ(担当者:貞包 英之 准教授)

消費社会の現在

ゼミの問題関心
現代社会は消費社会として展開されています。そうした現代社会のあり方を理論的に学ぶとともに、具体的にとらえるために、大都市また地方都市に展開されている住いの文化や労働文化、ファッションやまちおこし、商店街やモールのあり方、マンガやアニメ、映画といった大衆文化などの歴史的かつ現在的あり方を調査し、分析します。
ゼミの展開
3年次は、基礎的な文献を読み、議論した後に、都市を舞台にした消費のフィールドワークにグループで取り組んでいきます。近年では、池袋を舞台に、再開発や移民の増加、乙女ロードの興隆などを調査し分析しています。

それを踏まえ、四年時には各自のテーマに取り組んでもらいます。取り上げるテーマは自由ですが、現代における消費ということを一つの軸として、現代の諸事象を社会学的に分析してもらいます。
これまでのテーマとして、新宿を舞台としたインバウンド消費の分析、プチプラコスメの分析、ショッピングモールの調査、ペットカフェの調査、恋愛ドキュメンタリーの分析、古着屋の調査、ベジタリアン消費の分析など、さまざまテーマが選択されています。

わたしたちが生きている社会の拘束性と可能性について、根底的に考えたいという方は是非参加して下さい。