博士課程後期課程大学院社会学研究科

研究指導と科目履修

博士課程後期課程は、博士論文の作成を最大の目的とし、このために研究指導教授・副研究指導教授からの研究指導を受けることになります。研究指導に合格し、研究科所定の単位を修得した上で、博士論文を作成します。

院生例会

博士課程後期課程では、各大学院生の研究を進めるために定期的に院生例会を開催し、大学院生の報告に対し他の院生・教員が討論を行う機会としています。

博士論文と学位授与

博士課程後期課程では、指導教員による研究指導を受けつつ、学会発表や学術雑誌への論文投稿を進め、博士論文を執筆して学位の取得を目指します。
博士課程後期課程に3年以上在学し、所定回数の研究指導に合格し、研究科所定の単位(選択科目6単位)を修得した上で、博士論文を作成、提出します。
博士論文の審査及び最終試験に合格した人に、「博士(社会学)」の学位が授与されます。ただし、優れた研究業績をあげた者については、研究委員会の判定により後期課程に1年以上在学すれば足りるものとします。
1.予備審査
博士学位の申請を行う場合には、事前に予備審査委員会での審査を経なければなりません。予備審査を受けるには次の各要件を満たしていることが必要です。

Ⅰ.博士後期課程に1年以上在籍し、所定の研究指導認定をうけていること。
Ⅱ.研究科内規に定める研究業績基準を満たしていること。
Ⅲ.研究科所定の単位(選択科目6単位)を修得していること。

予備審査の結果は、研究科委員会に報告され、可とされた場合、博士学位の申請ができます。
2.学位の申請と博士論文の審査
予備審査において学位申請論文の提出を認められた者は、博士学位の申請をすることができます。学位審査委員会により博士論文の審査が行われ、最終試験に合格すると、研究科委員会、大学院委員会の審議を経たうえで、博士学位が授与されます。なお、最終試験の直前に公聴会が開催されます。
3.学位授与の時期
博士学位授与は、3月と9月のいずれかを希望できます。学位授与に至るまでの一連の審査スケジュールについては、履修要項に記載されている「研究指導基本スケジュール」を参照してください。

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