博士課程前期課程大学院社会学研究科

指導教員

社会学専攻(前期課程)では、受験時に指導を希望する教員名を記し、入学後正式に指導教員を決定します。指導教員には研究指導演習(1年次:半期1単位 計2単位)、修士論文作成演習(2年次:半期1単位 計2単位)により研究指導を受けます(いずれも必修科目扱い)。

研究科展開科目

プロジェクト研究
「プロジェクト研究」(半期2単位・通年履修)は大学院生と複数の教員が特定課題の研究プロジェクトに取り組み、計画の立案、調査の実施、結果の分析、報告書の作成というプロセスを経験する中で、社会学の研究能力を養成する教育プロジェクトです。選択科目として博士前期課程在学中に必ずひとつのプロジェクトを履修する必要があります。
社会学基礎論・基礎科目・発展科目
これらの科目は社会学研究科の専任教員がそれぞれの専門領域を活かして開講する講義・演習形式の授業です。このほかに兼任講師が担当する科目もあります(毎年、すべてのセミナー科目が開講されるわけではありません)。

社会学特別講座

院生が学外からの兼任講師による開講を希望して、研究科委員会が承認することで、選択科目として履修できる科目です。1科目2単位とし、各年度に2科目まで開講されます。設定を希望する場合、原則として社会学専攻博士課程前期課程在籍者の3名以上の連署で「社会学特別講座開設申請書」を提出します。申請書受付後、研究科委員会がその可否を審議・決定します。

調査法科目とリサーチ英語演習

調査法科目
調査方法論を学ぶ科目として、「調査計画法」「量的分析法」「質的分析法」の3科目が半期・2単位科目として毎年度開講されます。このうちいずれか2単位以上を修得することが、前期課程修了の要件となります(選択科目扱い)。なお、上記3科目はそれぞれ、専門社会調査士資格の要件単位であるH科目・I科目・J科目に対応しています。これらの科目をすべて履修し、社会調査結果を用いた論文(修士論文を含む)を執筆することで、専門社会調査士の資格を取得することができます。
リサーチ英語演習
研究環境のグローバル化にともない、研究に必要な英語能力の養成が必要となっていることはいうまでもありません。「リサーチ英語演習」は、従来の英語文献読解や英語による社会学の演習ではなく、英語による論文作成およびプレゼンテーション能力の育成をめざす科目です(半期2単位・自由科目扱い)。
アカデミック・ライティング科目
アカデミック・ライティング科目として「学術論文の技法」が開講されています。論文作成やプレゼンテーションのための能力を磨くことをめざしています。

修士論文構想発表会/修士論文報告会

本専攻では、年に2回、「修士論文構想発表会」「修士論文報告会」が開催されています。例年7月には、修士論文の作成を進めるために、その年度の修士論文執筆予定者全員による構想発表の報告会が実施されます。また、2月初旬の修士論文の口述試験終了後に、提出された修士論文の内容を報告し討議するための報告会が開催されます。前期課程在籍者はカリキュラムの一環として全員が出席を求められます。

修士論文

前期課程2年生は、11月中旬の修士論文仮提出を経て、1月中旬に修士論文を本提出します。2月初旬に主査(指導教員)と副査2名による審査・口述試験が行われ、これに合格した者には修士(社会学)の学位が授与されます。

お使いのブラウザ「Internet Explorer」は閲覧推奨環境ではありません。
ウェブサイトが正しく表示されない、動作しない等の現象が起こる場合がありますのであらかじめご了承ください。
ChromeまたはEdgeブラウザのご利用をおすすめいたします。