社会学部メディア社会学科3年生の川島菜緒さんにインタビュー
メディア社会学科 川島菜緒
2023/05/12
在学生
OVERVIEW
社会学部メディア社会学科3年生の川島菜緒さんに、立教大学での学びについて語っていただきました。
自分が目指す社会のために、どのような行動をとればよいかを考えていきたい
広くマスメディア全般や文学、哲学などに興味があった
私はどちらかというと文学、哲学など目に見えない概念のようなものに興味があったので、社会学部であれば好きなことが勉強できて、将来にも役立つと思い入学を決めました。また、校舎の美しさも入学の動機になりました。
メディア社会学科を選んだのは、マスメディアに興味があったからです。ドラマやファッション雑誌など、普段の娯楽として楽しめるものもあれば、ニュースなど私たちの生活になくてはならないものすべてをまとめて「マスメディア」と呼ばれているので、その幅広さと社会との関係について学んでみたいと考えていました。
メディア社会学科を選んだのは、マスメディアに興味があったからです。ドラマやファッション雑誌など、普段の娯楽として楽しめるものもあれば、ニュースなど私たちの生活になくてはならないものすべてをまとめて「マスメディア」と呼ばれているので、その幅広さと社会との関係について学んでみたいと考えていました。
映画を通してジェンダー問題を考えたオンライン授業
1年次の「基礎演習」は、オンラインで初めてグループワークを行った授業でした。内容はアメリカのMARVEL作品についての分析でした。映画においてジェンダーの価値観、男性社会、女性社会の価値観形成がどのように描かれているか、各作品における「悪」の描写などについてみんなで考えました。男性らしさ、女性らしさについて、私はそれまで漠然と受け入れていましたが、メディアやさまざまなコンテンツによって男女の描かれ方について違和感があることを知り、メディアからみるジェンダー観についての興味が出てきた体験でした。
私は、もともとMARVEL作品が好きだったので、映像を観ながらの研究は楽しかったですし、オンライン授業ながら、グループでひとつのことを研究する初めての「大学生らしい」授業だったと思います。
3年次のゼミでは「女性向け雑誌から見るジェンダー観の変遷」というテーマで研究を行っています。ジェンダーギャップが問題になっている日本において、ファッション雑誌での女性に対する価値観は変化してきたのか、また変わらない価値観や理想像のようなものはあるのかを研究し、ジェンダーについて考えています。
私は、もともとMARVEL作品が好きだったので、映像を観ながらの研究は楽しかったですし、オンライン授業ながら、グループでひとつのことを研究する初めての「大学生らしい」授業だったと思います。
3年次のゼミでは「女性向け雑誌から見るジェンダー観の変遷」というテーマで研究を行っています。ジェンダーギャップが問題になっている日本において、ファッション雑誌での女性に対する価値観は変化してきたのか、また変わらない価値観や理想像のようなものはあるのかを研究し、ジェンダーについて考えています。
「映像メディア論」でドキュメンタリーの世界を知る
2年次の「映像メディア論」では、ドキュメンタリーという分野の奥深さについて知ることができました。シリアスなものから、心がほっこりするようなものまで、多種多様なドキュメンタリーの存在を知り、また、先生が映像内で登場していた人々のその後について教えてくださり、裏話のような続きの話を聞くことができて面白かったです。
この授業を受けることで、映像業界により興味がわきました。ドラマやバラエティ、ニュースだけがテレビの世界だと思っていましたが、ドキュメンタリーという手法から誰かの人生を知り、自分を知る何かのきっかけになることにとても惹かれました。
この授業を受けることで、映像業界により興味がわきました。ドラマやバラエティ、ニュースだけがテレビの世界だと思っていましたが、ドキュメンタリーという手法から誰かの人生を知り、自分を知る何かのきっかけになることにとても惹かれました。
立教OBOG経営者の話を聞く「社長の履歴書」
3年次で受講した全学共通科目、立教OBOGの「社長の履歴書」はとてもよい講義でした。これは、立教大学卒業生の経営者から、大学時代をどう過ごしたか、起業した経緯や会社経営の難しさ、どのような人材がこれからの社会には必要か、大学時代に何をどのように学ぶべきか、などについての話を聞くというものでした。
一方的に聞くばかりではなく、実際に自分で経営者に質問することができ、その経験はとても貴重でした。そのような経験ができたのは、立教大学のOB・OGの方々のご協力あってこそだなと思いました。立教大学は経験豊富な社会人、諸先輩の方々が行う授業が多く、それがとても役に立ちます。
そしてこれをきっかけに、自分の目標が見つかりました。現在、登壇いただいた社長のもとでインターンシップをさせてもらっています。自分の中で問題意識を持っている点について、さらに深く考えられるようになり、インターンシップで実際の社員の方々と同じように働かせていただくことで、毎日刺激を受けています。
一方的に聞くばかりではなく、実際に自分で経営者に質問することができ、その経験はとても貴重でした。そのような経験ができたのは、立教大学のOB・OGの方々のご協力あってこそだなと思いました。立教大学は経験豊富な社会人、諸先輩の方々が行う授業が多く、それがとても役に立ちます。
そしてこれをきっかけに、自分の目標が見つかりました。現在、登壇いただいた社長のもとでインターンシップをさせてもらっています。自分の中で問題意識を持っている点について、さらに深く考えられるようになり、インターンシップで実際の社員の方々と同じように働かせていただくことで、毎日刺激を受けています。
立教で見つけた「やりたいこと」と新たな出会い
大学は入学して以降、そこで「何をするか」がより重要になってくると思います。立教大学では、自分のやりたいことを見つけるまでのサポート、そしてそれが見つかったあとにもサポートを受けられる体制が万全です。そして、この大学生活で、それまで出会えなかった人たちと出会い話すことができました。
今私は、卒業に向けて卒論にとり組んでいます。「ワクチン報道」をテーマに、新型コロナウイルスワクチンとHPVワクチンの報道について分析し、100%正解がないこれからの医療という分野に関して、どのように報道していけばよいのかを考察したいと思っています。
この3年間の学びを踏まえて、残りの大学生活では自分の将来に向かってやるべきことを考え、リスト化し、行動していきたいです。そして、自分が目指す社会の姿に近づくためにどのような行動をとればよいかを考えていきたいと思っています。仕事としてはメディア業界で、取材を通していろいろな人の人生を知りたいですし、それを発信することで誰かが少しでも人生を好きになったり、勇気を与えられるような特集を企画してみたいと思っています。
今私は、卒業に向けて卒論にとり組んでいます。「ワクチン報道」をテーマに、新型コロナウイルスワクチンとHPVワクチンの報道について分析し、100%正解がないこれからの医療という分野に関して、どのように報道していけばよいのかを考察したいと思っています。
この3年間の学びを踏まえて、残りの大学生活では自分の将来に向かってやるべきことを考え、リスト化し、行動していきたいです。そして、自分が目指す社会の姿に近づくためにどのような行動をとればよいかを考えていきたいと思っています。仕事としてはメディア業界で、取材を通していろいろな人の人生を知りたいですし、それを発信することで誰かが少しでも人生を好きになったり、勇気を与えられるような特集を企画してみたいと思っています。