社会学部メディア社会学科3年生の山崎直人さんにインタビュー

メディア社会学科 山崎直人

2023/05/11

在学生

OVERVIEW

社会学部メディア社会学科3年生の山崎直人さんに、立教大学での学びについて語っていただきました。

大学で身につけたスキルを武器に、社会に価値を提供し続ける人になりたい

当たり前を疑う思考ができるようになった

私が社会学部に入学したのは、特定の分野に絞らず幅広く社会について学べることや、社会全体について知りたいと考えていたからです。日常生活の中でとくに気にせずに見過ごしている「当たり前」とは誰がつくっているのか。またその裏には何が隠れているのか。その当たり前は本当に当たり前なのかを学びたいと思いました。さらに、メディアが人々に及ぼす影響についても興味があったので、メディア社会学科を選びました。

1年次の最初に、4年間の学びの基礎となる、社会学とはどのような学問なのかを学んだのが「社会学原論」でした。そもそも社会学とは何か、そしてある事実をそのまま受け止めるのではなく、なぜそうなったのかなど当たり前を疑う思考ができるようになりました。

プロのジャーナリストから直接記事の書き方を教わる

2年次の「メディア・ジャーナリズム実習応用」では、実際にWEBメディアの最前線で活躍されているジャーナリストの方に直接指導を受けることができました。少人数で密度の濃い内容だったので、とても印象に残っています。

この授業では、WEBメディアの最前線で何が起こっているのか、現場のリアルな話を聞くことができ、また、たくさんの人に読まれる文章を作るために必要なスキルをいちから学ぶこともできました。実際に自分の書いた文章を、プロジャーナリストの方が添削してくださったので、文章力がかなり上達したと思います。人を惹きつける記事の書き方は、とても興味深かったです。

ゼミでは「多文化主義」の観点から、メディアの報道や表象問題を中心に研究している「多文化とメディア」を選びました。性的マイノリティや、日本にいる外国人労働者に焦点をあて、日本社会に潜んでいる問題とメディアの関わりについて研究を行っています。夏期、ゼミ合宿で行った沖縄は大学生活のよい思い出になりました。

多面的に事実をとらえる能力を養うことができた

3年次になると、学問としての学びも蓄積されましたが、社会で生きるうえで大切なことも授業を通して学ぶことができました。なかでも自分にとってインパクトが強かったのが「広告・PR論」でした。効果的な広告・PRについて学ぶと同時に、毎日目にするさまざまな広告が、どのように作られているのかを知ることが楽しくもあり、人生に必要なエッセンスについても学びました。

そしてそれは実際「自己PRの方法」に応用することができ、就職活動にも役立ちました。自分の可能性を信じて行動することの大切さにも気づけたので、社会学部の学生にはぜひ「広告・PR論」をおすすめしたいと思いました。

この3年間の学びを通して、多角的な視野を持てるようになったと思います。ある事実についてひとつの面からとらえるのではなく、多面的にとらえる能力を養うことができました。このスキルは、今後ますます多様化する社会において、必ず活きるものだと確信しています。

卒業までチャレンジを続けていきたい

また、社会学部は他学部の授業を多く履修できるという特徴があります。自分の興味関心に沿って主体的に学ぶことができるので、自分が望めば制限なく知識を深められます。さらに他学部の学生ほか、留学生も多く在籍しているので、多様な価値観を持った人と関わることで自分の視野が大きく広がります。

卒業までの大学生活で、今よりもさらに視野を広げることにとり組んでいきたいです。そのためには失敗を恐れずに、さまざまなことに挑戦し続けます。立教大学には学生のチャレンジを応援してくれる環境が整っているので、この環境をフル活用していこうと思います。

そして卒業後は、社会学部で学んだことを活かして、社会に価値を提供し続ける人になりたいです。今あるニーズを満たすだけでなく潜在的なニーズを発見し、社会に付加価値を提供し続け、常に必要とされ続ける人間を目指したいと思います。

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