社会学部現代文化学科SDSコース1年の松本寛希さんにインタビュー

現代文化学科SDSコース1年 松本寛希

2026/04/17

在学生

OVERVIEW

社会学部現代文化学科SDSコース1年の松本寛希さんに、立教大学での学びについて語っていただきました。

SDSコースで高度な技術を身につけ、好奇心をどこまでも追求することが可能になった

学科に所属しながらプログラミングも学べるのであれば一石二鳥

立教大学社会学部は、社会問題の本質的な「問いを発見する」学びの場として非常に優れていると思い、入学を希望しました。とくに、少人数で行うフィールドワークを通じて、実践的な社会調査を行うと知りとても魅力を感じました。もともと鉄道ファンだったこともあり、現代文化学科で、都市と鉄道が結びついた「街づくり」について専門的に勉強できることを期待しました。

最初にSDSコースを知ったのは、4月のオリエンテーションのときです。当初、プログラミングやAIを使用して分析を行うデータサイエンスが、社会でどのように役に立つか具体的なイメージは湧きませんでした。しかし、説明会や紹介ページを通じて知るほどに、それは今後の社会に求められるものだと感じ、SDSコースでデータサイエンスのスキルを修得したいと考えました。高校生のときにプログラミングを授業で体験しており、現代文化学科でありながら、興味があったプログラミングも学べるのであれば一石二鳥。私にとってはとてもラッキーでした。

SDSコースとしての授業は、秋学期から始まります。年間を通した履修バランスは、SDSコースと現代文化学科の科目が半々というイメージです。

具体的には、春学期は現代文化学科の授業を中心にとり、秋学期は必修の「ソーシャルデータサイエンス概論」と「プログラミング基礎実習A」を履修し、加えて、自分が学びたい社会学部の授業をとります。さらにメディア社会学科の「情報社会論」と「メディアコミュニケーション論」という授業もSDSコース生は必修です。

「ソーシャルデータサイエンス概論」は、生成AIを中心とした分析がメインの授業でした。苦労した点は、まったく新しい分野の基礎概念を理解することでした。まずは先生から、日本で起きている社会現象に関する大規模なデータを提供していただき、先に先生が生成AIを使って分析・解説を行い、学生も同じように分析を行う、というような実践的な授業です。データサイエンスは、日本ではまだこれからの領域であり、とくにデータリテラシー教育の普及は急がれます。概念とともにそういったリテラシーや、生成AIの活用事例を学び、情報技術に関する資格も取得できるという概要で、楽しく学べています。

「プログラミング基礎実習A」は、コード演習の授業です。簡単にプログラミング言語の実行環境を構築できるGoogle Colaboratoryというサービスを利用して、Pythonの使い方を勉強しています。今は基礎の段階でデータを配布され、そこから一致している部分や、特定の値を探すなどプログラミング作業を行います。演算やデータ分析も少し入っていて、今はどのようなコードを打てば、どのようなことができるのかを実践していますが、2年次になると、1年次で習ったコードを使って実際にデータを収集し、分析するという応用を行うことになると思います。

コードの習得は非常に難しいのですが、授業の参加者はSDSコースに所属する少人数で行っているため、他のメンバーと相談がしやすく、話し合いながら授業を進められることが大きな助けになっています。現在のSDSコースは20名弱で、女子が少し多いですね。基礎知識や技術の修得が中心ですが、将来本格的なデータ分析を行うための土台を、着実に築けていると強く実感しています。

2年次以降、私がSDSコースでもっとも学びたいのは、データサイエンスの技術を活かした、グループワークで行う実践的なデータ分析です。具体的には「データサイエンス実習」や「プログラミング実習」で学習するAIやプログラミングを使用し、グループで協力しながらデータ分析スキルを習得することを目指しています。

SDSコースは新設されたばかりのコースです。履修や学習方法について、自律的に計画を立てることが必要なのですが、そこは先生方々のサポートがしっかり受けられるので心強いです。自分たちが1期生になるので先輩はいませんが「新しくできたコース」だからこそ、立教大学の教育主旨である「新しいグローバルリーダー」を旗印に、コース生同士で積極的に意見交換し、困難をともに乗り越える強い連帯感が生まれると信じており、とてもワクワクしています。

社会の基盤は地域コミュニティであることを初めて実感

現代文化学科はその名の通り、社会学部の中でもとくに「現代文化」に焦点を当て、幅広い分野を学べる点に魅力があります。とくに私は前述のように、入学前から大規模な街づくりに興味があり、その仕組みを研究したいと考えていました。そこで1年次の秋学期に全学共通カリキュラムの「立教ゼミナール2」をとり、都市について学べる授業を履修しました。しかし内容は、意外にも地域コミュニティについてで、文献から町内会などについて勉強し、少人数でディスカッションを行うというものでした。授業を受けたあと、私はもっと知りたいと思い自分が住む区の住区センター施設長に、自主的にインタビューを行いました。実際の関係者にお話を聞くことで、住区センターがあることによって住民が得られるメリットについて知ることができました。これらの現地聞き取りも含めて、都市よりも小さな単位である町内会や地域のボランティア活動こそが、地域の問題解決や活性化の原動力になっていることを知りました。2年次では、このようなコミュニティを取り扱っているゼミを選択し、住民が主体となる街の活性化について研究したいと考えています。

私は都市や街づくりについて学ぶとき、現地に足を運ぶフィールドワークやグループワークを行うことが重要だと考えますが、立教大学のカリキュラムにはそれらがとても充実しています。現場の視点から「問い」を発見する力を身につけ、社会の課題に立ち向かいたいと思っています。その際にもこの先、データ分析やプログラミングの技術は重要になってくると思います。2年次でさらに高度な技術を身につけ、街づくりを研究するうえで活かせたらいいなと思っています。今学んでいること両方を使っていきたいですね。

社会人になると時間に制約が出ると思うので、残りの大学生活を有効に活用したいです。学習面ではSDSコースで学ぶ内容をさらに深掘りし、データサイエンスに関する資格の習得を目指します。課外活動は、サークルにただ参加するのではなく、学年や学部を越えてたくさんの人と関わり、レクリエーションや旅行などを企画し、積極性や協調性を養いたいと思っています。

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