メディア社会学科、羽田 京子さんに聞く、10の質問

メディア社会学科 羽田 京子

2020/06/23

在学生

Q.1 立教大学社会学部メディア社会学科を選んだ理由を教えてください。

大学受験を控えていたころの私は、大学を卒業してからやりたいことを明確に決められていませんでした。社会学部は学ぶことの領域が他の学部と比べて圧倒的に広いです。そのため、大学で色々なことを広く学んでからゆっくりやりたいことを見つければ良いと考え、社会学部を選びました。加えて、メディアは生活に欠かせないものです。スマホ、パソコンは生活の一部ですから、情報と上手くつながりながら生きるために学んでおくべきだと思いました。こうした2つの観点から、立教大学社会学部メディア社会学科を選びました。

Q.2 メディア社会学科の科目の中で一番面白かった授業は何ですか?

2年生後期に受けた「フィールドワーク実習」です。テーマを決めて少人数で調査を行うもので、私たちは首都圏に見る韓国人のエスニシティ(民族性)を調べるため、新大久保をメインに池袋や川越などに出かけました。各所でいろいろな人にお話しを聞き、韓国人コミュニティの跡地などを視察してレポートにまとめました。実際に町に出て行う社会調査は、教科書だけではわからないことが体験できます。目で見ると新たな疑問もわきますし、深く掘り下げることもできます。グループの仲間と焼肉店でご飯を食べたことも、思い出に残っています。

Q.3 所属しているゼミの内容と選んだ理由について教えてください。

黄先生のゼミです。私が所属している「韓国文化交流会」のサークル長にすすめられたのがきっかけで入りました。黄先生は韓国の方ですし、メディアにも詳しい先生ですから自分にはぴったりでした。テーマは主に「観光とメディア」「大衆とメディア」などで、メディアと社会の中のさまざまな事柄を関連づけて議論を行うゼミです。

Q.4 卒業論文(研究)はどのようなテーマに取り組む予定ですか?

小学生のころから今まで、自分がずっと追ってきたK-POPと大学で学んだメディアのつながりについてまとめられたらと考えています。K-POPの繁栄はインスタグラムやツイッターなどのSNSなしではありえなかったと思います。ファンが情報を得るにもSNSは必須です。アーティスト側も当然、SNSを通した売り方を戦略的に行っています。メディアがK-POPに与える影響力の変遷を再考察してみたいと思います。

Q.5 社会学の魅力は何ですか?学ぶ中で社会学についてわかってきたことを教えてください。

「社会の当たり前を疑う」という、社会学の根幹にある視点に魅力を感じますね。いろいろな授業を3年間とってみて、その点は実感します。日常のふとしたことに疑問を持ち、目をつけて考え調査すると、物事の裏側が見えてくるところが面白いですね。「こんなことも問題になるのか!」という発見があります。小さな疑問から仮説を立てるのは楽しい作業ですし、社会学を学ぶことで視野が広がります。

Q.6 あなたにとって大学とはどんな場所ですか?

自分の可能性を広げてくれる場所です。受験時に大学でやりたいことがすでに明確にありましたが、それが期待以上にできて、期待以上の学びがありました。1年の春に韓国語語学研修を受け、2年の夏休みには正課外教育で日韓キャンプに参加するなど、このような体験ができるのは大学ならではだと思うのです。今年の夏休みは3回、韓国旅行にも行き日韓キャンプで知り合った韓国人の友人にも会ってきました。自分のやる気と行動次第で可能性は無限大です。

Q.7 今までの学生生活の中で一番の思い出は何ですか?

授業やその他のプログラム、サークル、韓国語の勉強、仲間との交流などすべてです。充実し過ぎているくらいで立教大学を選んで本当に正解だったと思っています。自分の成長を実感しています。

Q.8 今まで最も影響を受けたものは何ですか?

大きく言えば、韓国という国でしょうか。日本に似ているようで違う国。韓国に魅せられると同時に、日本の魅力にも気づかされます。日韓キャンプで知り合った友人からも、多くのことを学びました。今でも国境を越えた親友で、家族ぐるみのお付き合いをしています。

Q.9 将来の夢は何ですか?

今まで培ってきた韓国語を活かした仕事ができればうれしいです。具体的な職種はまだイメージしていませんが、これを趣味で終わらせるのはもったいないと思っています。ハングル検定、韓国語能力試験(TOPIK)でさらに上級を目指してがんばっています。

Q.10 最後に高校生へのメッセージをお願いします。

高校と違って、大学に入学するとできることが無限に広がります。かといって、私も急に何でもやれるようになったわけではなく、最初は気が引けたり不安だったりして、興味があることでもやろうかどうしようか悩んだこともありました。しかし、迷ったらチャレンジ!何にでも思い切って全部に手を出してみてください。そのためには、希望する大学で何を勉強し、どのように過ごすのかしっかりとしたビジョンを持つことが大切だと思います。素敵な大学生活を送るために、今を全力で頑張って下さい。

(2021年度版学部案内より転載)

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