立教大学

立教大学入学のきっかけは、高校生のときにオープンキャンパスに参加したことです。ツタに覆われたレンガ造りの建物、日本ではないようなキャンパスの雰囲気に強い感銘を受け、立教大学に進学したいと思うようになりました。

社会学部を選んだ理由は、明確ではありませんでしたがマスコミ関係の仕事に興味があり、社会のことを広く学びたいと考えたからです。また、社会学部は幅広くさまざまなことについて学べると聞き、4年間を通して自分自身のやりたいことや明確な目標、自分自身の可能性を見つけられたらと考えました。

勉強といえば暗記や計算というイメージを持っていましたが、自分の暮らしに密接する社会について学び、日常生活の「当たり前」にとらわれず柔軟な思考を持って他者と接することができる感性を学びたいと、今は考えています。

1年次の「流行論」では、ファッションの流行の変遷から社会の変化について学びました。
流行と社会の関係性、社会の変化を実際に当時のファッション写真を活用し、視覚を通して見ることができました。ファッションは時代の変化を顕著に表していますが、流行には周期性があることもわかりました。多様化、グローバル化が進む現代においてファッションも同様に多様化、グローバル化またファスト化しています。ファッションという身近なものを通して、現代社会の在り方や問題点を考えるきっかけ、視点を得ることができました。ファッションや流行などの文化にとくに興味を持っていたので、身近な興味のある分野から社会について学ぶことができたことがよかったと思います。

2年次「専門演習１」では、環境社会学について学びました。少人数制の授業で自ら調べレジュメを作成し、討論を行うといった授業内容でしたが、一方向授業よりもより積極的に授業に参加することができ、より深い理解が得られたと思います。また、発表や司会を行ったことも印象的でした。

この授業により自ら疑問を持ち、考え、自分なりの答えを見つける力を引き出すことができました。また、環境保全を行ううえで大切なことは、社会の変化や地域の在り方に沿ってさまざまな視点や立場を持つこと、状況に応じてプロセスを変化させることができる柔軟性のある計画を立てること、そして多様な担い手を育てること、であると学びました。これは環境問題だけでなく多様な社会問題においても当てはまることだと思います。社会に対して複眼的な視点、考え、当事者性などを持つことの重要性を学びました。

もともと、立教大学のキャンパスの雰囲気に憧れて入学したので、魅力的なキャンパスに通うことができてとても嬉しいですね。また、立教大学の魅力は学部だけの授業ではなく、全学共通科目の授業や、他学部の授業を受けることができることです。学部の枠にとらわれずさまざまな分野を学ぶことができるので、学習の幅が広がり、自分の興味関心をさらに深められることが、とても魅力であると感じました。

2年生なので明確な目標はなくまだ漠然としていますが、今は出版社や広告、テレビ局などのメディア関係の仕事に興味を持っています。大学生活を通して、自分自身のやりたいこと興味関心を見つけていきたいですね。

大学生になってから始めたことは、もともと憧れだった競技チアリーディングです。さっそくクラブに所属しましたが、コロナ禍というイレギュラーな状況の中で思うように活動することができないことも多かったですね。それでも週4回の練習は忙しく、充実した貴重な経験ができています。大学に通う機会が減ったからこそ、活動できる喜びや同期、仲間の存在の大切さを強く感じています。また、授業やサークルの合間を縫って、遊んだりアルバイトをしたりと、充実した日々を送っています。

大学の魅力は、自由であることだと考えます。高校生のころよりも自分自身のやりたいこと、興味関心に沿って学ぶことができる絶好の機会です。自由であるからこそ、大学生活をいかに充実させるかはすべて自分次第。自ら考え、動く力が何よりも大切になるのではないかと思っています。立教大学はとても素敵な環境にあるので、充実した大学生活を通して自分自身の興味関心を深めていくことができると考えます。